●第39回 農林水産省賞典 新潟記念(G3)● 
    8月31日新潟11R 芝2000m、混合、ハンデ、特指

    8月28日更新
    変更点 なし
02 キングフィデリア 56 中舘 13 エスジービーム 53 石橋守
12 ゴーステディ 55 大西 15 ツジノワンダー 53 小林淳
04 カゼニフカレテ 54 柴田善 09 エイシンハリマオー 56 福永

 買い目 ◎から△までの枠連と注同士の馬連 計4点

【 考察 】
 農林水産省の冠名入り、ハンデ、G3、2000mというと、どうしても同じ夏季に行われる函館記念、小倉記念を考えてしまう。その2レースは以下の結果となった。
函館記念
1着 エアエミネム 金鯱賞3着 重賞勝ちあり
2着 ヒマラヤンブルー 巴賞6着 過去1年OP上在籍、加算なし
小倉記念
1着 ロサード 新潟大賞典16着 重賞勝ちあり
2着 サンライズシャーク 1000万特別1着 過去1年条件のみ

 まず、気になることは1着馬が前走同距離重賞負けであること。該当する馬はキングフィデリア、ブルーコンコルドの2頭。この2頭の比較では、過去に同距離重賞を勝っているキングフィデリアを上位にとりたい。

 また、相手には、函館記念はオープン上のみ出走全戦負け(加算なし)、小倉記念は同距離条件勝ち馬がそれぞれあがっている。今回は同じ手を使うならば、前者該当はダイワジアンが登録していたが回避したため該当なし、後者該当はエスジービームしかいないので、エスジーを素直にあげたい。さらに押さえとして、2度とありえない競走で条件戦を卒業したゴーステディ、ツジノワンダーを挙げ、同枠馬目印となる公算もあるので買い目は枠連としたい。

 一応、最後に上記の予想を否定するようなコメントをあげたい。というのは、完全に函館記念や小倉記念をトレースするようなレースになるとは限らない要素が1つある。このレースは3歳馬から6歳馬までの前世代と牡馬牝馬すべてが出走する。3歳馬のいなかった函館記念や4歳馬がいない小倉記念と同じようになるかといえば、疑わしいことにもなる。そこで、そうなった場合を考えるが、当然、上記の話でまったく出てこなかった馬(条件&重賞加算あり)が考えられるだろう。となれば、残念ながら愛知杯のコピーとなることも十分ありえるということは補足しておきたい。


【 結果 】
1着 -- 06ダービーレグノ 2着 -- 14カンファーベスト  3着 ◎ 02キングフィデリア
( 11トーアカゼノオー 出走取消 )

【 再考 】
 トーアカゼノオーの出走取消。これでダービーレグノに風が向いたか?。直前加算が同じ出走取消戦の北九州記念2着で、過去にも祝日京阪杯2着というキャリアを持つこの馬にとっては非常にありがたい取消戦であっただろう。

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