●第8回 シルクロードステークス(G3)●
    変更点 新馬券発売のみ
12 リキアイタイカン 57.5四位 08 テイエムサンデー 54 秋山
14 ゴールデンロドリゴ 56 佐藤哲 07 サニングデール 57 福永
02 ダンツキャスト 54 小牧太 10 カフェボストニアン 55 松永

 買い目 (かなり複雑です)
 
   1 02ダンツキャスト、12リキアイタイカン
   2 10カフェボストニアン、07サニングデール
   3 シャンハイダロン、08テイエムサンデー、09ナムラマイカ、05ニホンピロハーレー
   4 14ゴールデンロドリゴ、03スターエルドラード

   上記1から4のグループが同枠に入っていた場合はそこから枠連。
   もし、全滅の場合はリキアイタイカンの単複を少し買って、後は見るのみ。

 再考 (2月8日追加)
 小倉もそうですが、期待通りの枠は組まれず。こういう場合はたいてい、想定していたこととは違った結果になることが多く、下手に買うことを考えないほうがいいし、こういう日もあります。従って、単複の12を買って後は見るレースとします。

 考察

 登録馬=フルゲートとなっており、登録時点で全馬が出走可能、しかも4000万を超える賞金の持ち主がわずか4頭という、どっかのOP特別と変わらないような顔ぶれが登録している。

 昨年と条件は変わらずに施行される。そこで昨年から「混合、ハンデ、特指なしG3」かつ「前年からの変更なし」のグループを見ると、2002年の京都金杯、ダイヤモンドS、マーチS、アンタレスSと2003年の京都金杯のわずかに5つ。

 枠連揃い目となった今年の京都金杯と、もう2度と行われない東京3200mのダイヤモンドS(改装後は3200mの設定がなく、3400mになるらしい)を除いた3レースは、過去1年間OPクラスでのみ出走し、重賞で賞金を加算している馬が1着となっている。

 今年の登録馬で該当する馬は、カフェボストニアン、サニングデール、ダンツキャスト、リキアイタイカンの4頭。

 この予想を書いている段階では、枠順は不明だが、もしこの4頭がどこかで同枠を組んだら、その枠を本命とする。

 一方の相手枠であるが、サンプル中、京都金杯は1000万、1600万勝ち、マーチSは同距離で勝ち、過去1年はオープンのみの出走馬、アンタレスSは過去1年以内に1000万、1600万勝ちありと、必ず何らかの共通項を持っている馬の枠が入っている。

 馬場掃除に励んでいた馬が突如復活、などということは、サンプルのハンデ重賞が求めていないことをふまえると、「1600万勝ち、OP加算なし」が共通するシャンハイダロン、テイエムサンデー、ナムラマイカ、ニホンピロハーレーや、「同距離OP特別勝ち」が共通するゴールデンロドリゴ、スターエルドラード、前述した馬たちでは「重賞2着のみ」のダンツキャスト、リキアイタイカン、「OP特別+重賞」のカフェボストニアン、サニングデールという馬の枠組みに注目したい。

 今回に関しては、枠順発表後に前述の馬たちがどのような組み合わせとなっているか考察してから最終的な予想を立てたい。
 
 一応、現時点では前年の秋G1歴を求めているようなので、重賞組が中心となるが、2着同枠でまとまったCBC賞組ならば、同じCBC2着同枠のテンシノキセキ不出走が気になることもあり、CBC組は抑えにとどめたい。

 そこで今回は、昨秋の短距離G1両方に出走したリキアイタイカンを軸として、あとは上記の枠の組み合わせがあることを希望したい。もしなければ、リキアイタイカンの単複のみを買って、見るレースとしたい。

 ちなみに相手上位としては、枠連揃い目のクリスマスCよりも新春Sと考え、準OP勝ち組からテイエムサンデー、同距離OP勝ち組からは消滅する福島民報杯よりも札幌日刊S杯勝ちのゴールデンロドリゴをとる。

 最後に出目論で、余談だが、サンプルとしてとった3レースから、今年変更されるアンタレスSを除いた2レースはともに、枠番「8」と馬番「14」が連対している。

 フルゲート割れとなり、8枠14番が存在したら、そこを狙うとおもしろいかもしれない。でもこういうときに限って、一本人気確実なサニングデールが入ってしまい、面白みも何もないということはよくあることなので、これをどうするかは、勝馬投票券を買う個々で考えていただければいいでしょう。


結果
1着 ○ 08テイエムサンデー 2着 △ 10カフェボストニアン 3着 △ 07サニングデール
( ◎ 12リキアイタイカン 5着 )

 ボックスでの購入ならば的中でしたが、いかんせん本命が直線伸びず。こういう結果はこたえます。細かい枠の構成にこだわり、前述の同枠配置がなかった時点で、考察はあさっての方向と扱うべきだったのでしょう。ただし、CBC賞連対馬が連対枠にいたという事実をどうとらえるかが、今後のハンデ重賞を攻めるための課題になりそうです。
このページ最上段へ  トップページへ