●第17回 根岸ステークス(G3)●
    変更点 東京ダ1400→中山ダ1200、4歳馬基礎重量
14 ニホンピロサート 57 横山典 07 サウスヴィグラス 57 柴田善
06 ノボトゥルー 59 武豊 04 シャドウスケイプ 56 江田照

 買い目 馬連ボックス 計6点

 府中改修に伴う代替開催もここが最後になる。
 それによって競馬場、距離を変更した重賞は、昨年の武蔵野S、京王杯2歳S、JCダート、JCと今週の根岸S、さらにはG1フェブラリーSと合計6レースになる。

 芝戦のJCと京王杯を除外すると、ここまでのサンプルは2つ、昨年の武蔵野SにJCダートである。ともに8日目に日程変更したシリウスSで賞金を加算したダブルハピネスを連対枠入りさせた。そのダブルハピネスはシリウスSが重賞初挑戦の馬。つまり、新馬券後に現れたいわゆる「新星」という馬である。

 同じような形式の馬を探すとなると、新馬券発売後に自分のスタイルを見つけ出したニホンピロサートがいい例であろう。前1年内でダート重賞初出走にもかかわらず賞金を加算できたという点も類似しているといえる。

 また、先述の武蔵野S、JCDを見ると、ダブルハピネス以外の連対枠馬はすべて過去1年以内はオープンクラスでしか走っていない。さらにJCダートの2着枠は過去1年の加算はすべて公営、一方、武蔵野S2着枠は中央OPか重賞での加算実績がある。

 どちらがここにふさわしいかを考えると、変更G1どうしということで、JCDとフェブラリーが組める。距離がぜんぜん違うのでセットにするのはどうかという気もするが、ここと武蔵野Sという組み合わせになるのではないだろうか。その武蔵野Sの2着枠は過去1年条件とG1出走歴なし、重賞加算ありの馬で構成されているが、該当する馬は芝回りのダンツキャストのみ。これは過去1年芝重賞出走歴なしという点がひっかかる。

 代替開催なのであまり使いたくはないのだが、春番組移転後の2年間は過去1年内で中央(JRA)のダート重賞加算馬のいる枠が連対している。現時点の登録馬27頭(公営1頭含む) 中、該当馬はサウスヴィグラス(前年1着)、シャドウスケイプ、ニホンピロサート、ノボトゥルー(前年2着)のわずか4頭。そのため、人気ではあるがこの4頭のボックスを買ってみたい。


結果
1着 ○ 07サウスヴィグラス 2着 ◎ 14ニホンピロサート 3着 -- 12ノボジャック
( 馬連490円 ◎複勝110円)

 シンザン記念以来のまともな的中。もう少し配当が大きくなると思ったのだが……。このレースに関しては、4枠に新馬券を知らない2頭が同居した時点で、この枠が何らかの影響を及ぼすと考えていたが、ある程度の想定通り1着席を得た。

 昨秋G1前半戦と同じ結果になったが、ではこの開催で同じことが言えるかというとそうではないだろう。検討は機会があればまた後日にでも。
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