●第52回 日刊スポーツ賞 中山金杯(G3)●
買い目は、◎の単、◎から○▲へ馬連流し、△どうしの馬連 計4点 まずは、昨年までの中山金杯をまとめてみる。 平成8年 代替東京、中山金杯と名称変更 平成9年 東京→中山、取消、枠連ゾロ目 平成10年 取消 平成11年 平成12年 ワイド発売開始 平成13年 平成14年 代替東京、取消 代替東京で行われた年は、前年の連対馬と同じキャリア(準オープン1着馬とG3負けで連対、OP特別負けとG3負けで連対)で決まり、中山に戻った翌年は前年1着馬ベストタイアップが枠連1−1のそろい目で勝った。 今回も同じならば、前年1着馬ビッグゴールドと枠の揃い目で決まってもいいものなのだが、登録したものの、出走しないらしい。ただし、昨年の代替競馬&取消戦中山金杯、日程変更&取消の新潟大賞典で賞金を稼いだこの馬にとっては、いわゆる「まとも」なルールでの競馬では出番がないということなのだろう。 また、この中山に戻った平成9年、ワイド馬券を始めて売った平成12年ともに前年とは違った路線からの馬が連対している。 参考
今年も同じことがおきるとなると、昨年の1着馬ビッグゴールドは前走G3鳴尾記念9着、2着馬タフグレイスはOP特別ターコイズS8着からここへきていたので、ここを外すということになる。前走G3とOP特別組を外すと、残った馬はわずか8頭。この中では新潟記念1着のトーワトレジャー、新潟記念2着、オールカマー2着、そして天皇賞帰りのアグネススペシャルが1枚上のキャリアを持っているといっていいだろう。この2頭での比較だが、前1年間、G3で2着までしかなかったビッグゴールドを考えると、同じく重賞未勝利のアグネスの方が都合がいいかもしれない。 相手だが、昨年2着のタフグレイスは過去1年間に賞金加算と重賞出走がともにあった。今回、このキャリアで参戦する馬はコスモレジスタとマイネルライツの2頭で、ここからはハンデ重賞のみの出走歴を有するマイネルライツを上位としたい。 なお、登録馬を見て気になることは、鳴尾記念連対馬が揃って登録をしていること。鳴尾記念の再現がここであってもおかしくないのでこの2頭の組み合わせを押さえとしたい。 結果 1着 -- 04トーホウシデン 2着 -- 12トーアメイウン 3着 -- 03カンファーベスト ( ◎ 11アグネススペシャル 11着(1着同枠)) 再考 完全なハズレ。上表のような検討をしていたため、G3負けのトーホウシデンが勝つとは全く読めず。軽ハンデを生かした2着馬トーアメイウンは前走1600万負けのため、コスモレジスタやマイネルライツと同じといわれれば納得はいくが、なぜ通年重賞のみ出走の馬と重賞降着馬の組んだ枠がきたのだろう? |