●第50回 毎日杯(G3)● 3月26日更新 13頭
     変更点 新馬券発売 基本重量55K→56K
10 シルクボンバイエ 56 村本 08 スズカドリーム 57 蛯名
09 ゲヴァルト 56 藤田 11 タカラシャーディー 56 佐藤哲
05 マイネルモルゲン 56 福永 03 ユートピア 57 武豊

 買い目 ◎単勝と枠連流し 計6点 5点(08-09 同枠)

【 考察 】
 クラシックへのトライアルも全て終わったこの時期にわざわざ別定G3をやる意味はあるのだろうか?おそらく、オープン特別に回るととんでもない重量を背負わされそうな、賞金を稼いだマル外対策とトライアルに乗り遅れた馬たちにチャンスを与えるレースと扱い、そうなるとTR弥生賞で負け、優先権を取り逃がしたマイネルモルゲンやマジックボーイの両関東馬は最高で同枠馬までとなるのではないだろうか。

 また、「3歳、別定、特指、G3」でも1着賞金が4000万と4200万の2種類ある。4200万の1着賞金があるのは、ここと2月の共同通信杯、きさらぎ賞の計3レースのみ。

 両レースの1着馬(ラントゥザブリーズ、ネオユニヴァース)は、「500万勝ちあり、重賞未経験、オープン負け」といったところが共通している。

 登録馬19頭には全ての要素を満たす馬はいない。あえていえば、OP未経験のシルクボンバイエといったところか。クラシックを露骨に目指すローテをとるなら、先週の若葉S、スプリングSの両TRに向かえばいいだけであって、ここではクラシック路線とは違ったところから上がってくると考えたい。

 シルクボンバイエの3歳デビュー&500万特別勝ちという戦歴は、ここを回収するのにはもってこいではないだろうか。
 一方の相手だが、本年の3歳重賞が、能力の違いが目立つのかどうかはさておき、牡牝問わず同じ馬が走る状況が続いていることを考えると、たとえ43回京成杯を勝ちあがったとはいえ、1K増量されるスズカドリームを筆頭に上げざるを得ないだろう。その他では別定重賞未出走のゲヴァルト、同枠馬の目印となる朝日杯FS組のマイネルモルゲン、共同通信杯2着が引っかかるが、唯一のマル地馬タカラシャーディーといったところをあげたい。

 また、イラク問題で出走を取りやめたユートピアは、シンガポール航空のキャンセルでドバイワールドCへの出走を断念したゴールドアリュールと同様、何らかの救済策(賞金を加算させるという意味)をとってくるような気がするので、一応押さえたい。(ただし、次走予定(?)の園田での交流重賞とユニコーンSと思っているが。)

 なお、ウインクリューガー、エコルプレイスのアーリントンC組はアーリントンCに「カク地」が出走したという観点から別枠行動をとったと見て、今回は外したい。


結果 3月30日更新
1着 △ 11タカラシャーディー 2着 △ 03ユートピア 3着 ○ 08スズカドリーム
( ◎ 10シルクボンバイエ 着)
( 枠連 3480円 (3連複 31300円))

 枠連フォーカスで同枠馬が突っ込んできたということもあるが、遅まきながら、日経賞同様、今年初の重賞4ケタ配当。ただ、3連複がこんなにつくと、6頭15点ボックスとはいえ買っておくべきだったか……。


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