●第41回 スポーツニッポン賞 京都金杯(G3)● 
09 モノポライザー 55 武豊 08 グラスワールド 57 藤田
05 メイショウラムセス 57.5柴田善 04 ギャンブルローズ 52 池添
02 ローズバド 55 ルメール  

 買い目は、◎の単と馬連流し。ただし、モノポライザーの同枠にサクセスビューティ、サスガ、シルヴァコクピット、トッププロテクター、ローズバドが入っていた場合は、この枠2頭の単複に変更。

 ワイド馬券が発売された平成12年以降は、前年のマイルCSに出走し、古馬相手にはオープンでしか対戦歴のない馬が1着席を占めた。ちなみにここ2年は1着同枠馬も古馬対戦歴はオープンしかない馬がはいっている。

 今回も同じ形を通すならば、モノポライザーしか該当馬がいないため、この頭が固いだろう。また、マイルCS経験を求めるのなら、グラスワールド、メイショウラムセス、モノポライザー、リキアイタイカンといった人気が予想される馬たちが上位を占めるだろうし、同枠にはサクセスビューティ、サスガ、シルヴァコクピット、トッププロテクター、ローズバドといった馬が入るのかもしれない。

 2着馬としては、マイルCSや阪神牝馬Sといった格上同距離戦出走し、複勝圏から外れた馬が入っている。あてはまる馬は、ギャンブルローズ、グラスワールド、メイショウラムセス、モノポライザーの4頭。

 非特指、ハンデ施行のG3は新馬券発売後では始めてのレースのため、特指戦や指定戦加算歴を持つ馬がどのようになるのか、そして個々のレースでどのような関連があるかはここの結果を見ないと一概に言えないが、指定戦加算歴が京王杯SC2着のみのグラスワールドを2番手筆頭にしたい。また注意したい馬は、過去1年間何もしていないローズバドをあげる。

 ただし、ワイド馬券発売前はマイルCS組は用がなかったという歴史もある。今回、それまでの戦歴を新馬券の発売で全否定することがおきたら、前述の話は全部なくなり、人気馬総崩れになるであろう。

結果
1着 -- 07サイドワインダー  2着 ○ 08グラスワールド 3着 △ 02ローズバド
( ◎ 09モノポライザー 5着)

再考
 モノポライザーの同枠馬を見てやや不安であったが、代替競馬指定戦富士S1着のメイショウラムセス、同じく代替競馬スプリンターズS2着同枠リキアイタイカンの評価を下げたこと、及びグラスワールド2着だけがあっているという、ものすごく中途半端な結果。きれいに外れたほうが、明後日の方向の解釈だったとあきらめもつきますが、相手筆頭や押さえ馬の解釈だけがあっていて、肝心な本命馬は明後日の方向へ……という、昨年から続く傾向が止まりません。今回1枠に同居した2頭が3着枠にしか入れなかったことも検討の余地がありますが、枠連4−4の揃い目とは考えてませんでした。祝日施行&ハンデ最終の京阪杯を勝った、07サイドワインダーが勝つにはこの手しかなかったのかもしれないけど、個人的には来るならば7中山記念と思っていたこともあり、ここは完全に軽視してました。
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