●第43回 きさらぎ賞(G3)● 2月12日更新
    変更点 新馬券発売、基本重量(55K→56K)
07 サイレントディール 57 武豊 01 マッキーマックス 56 ルメール
10 シャンパンスノー 56 松永 02 チキリテイオー 56 熊沢

 買い目 ◎と○から馬連流し 計5点

 先週の同条件、共同通信杯は、軸枠はあっていたものの、新馬2戦のラントゥザブリーズをあっさりと見捨てて撃沈を食らってしまった。

 さて今週だが、馬齢重量を一新したニューモデルレースで、代替戦の前週共同通信杯以外の2戦は新馬2戦目勝ちは連対枠からも見放されている。今回も同様のことがおきると考えたい。そのため人気になるであろうスズノマーチを無印とする。

 1着馬の構成が過去2年間の共同通信杯ときさらぎ賞では違っているので、今回はラントゥザブリーズにはない、秋以降デビュー重賞経験馬を1着枠として扱いたい。

  こうなるとあがってくる馬は悲しいかな、人気になるサイレントディール、マッキーマックスとシャンパンスノーしか残らない。
 
 2着馬も昨年は函館デビュー、オープン加算ありで揃えている。今回も同じ形で行くのならば、2着枠は芝500万下勝ち歴あり、定量歴ありで揃えていることから、これに該当する馬もサイレントディール、チキリテイオーしかいない。また、サイレントディールは先週、今週を含めても唯一の増量馬。この馬の扱いをどうするかは興味がある。

 本来ならば、2週続けて同様の形式での決着は、同じルートを辿ってきている馬をあげることにつながり、避けなければいけないものであろう。先週の共同通信杯が2歳戦経験を求めたのならば、今回は本来逆で朝日杯以降の加算歴を1着馬に求めることが考えられる。

 この点を見ると、先週の連対馬は重賞未経験という点がひっかかるので、人気馬しかあがらないが、この点を中心視して馬券を組んでみたい。新馬1戦のみのアルファフォーレス、ブラストサンデー、マキシムエーワンが来るのならまだわからないでもないが、2戦目新馬勝ちという存在しない道を歩いてきたスズノマーチが来たというのならば、根本的構成が間違っていたと考えてもらってもいいでしょう。


結果 2月17日更新
1着 -- 08ネオユニヴァース 2着 ◎ 07サイレントディール 3着 ○ 01マッキーマックス

 先週の共同通信杯を含めた唯一の増量馬サイレントディールは珍しくきっちりと折り合いをつけ、「お約束」の連対枠(1着同枠兼2着枠)入りを果たした。
 
 共同通信杯の逆をいくという考え方ならば、今回は夏季番組の排除、朝日杯後の加算実績に拘るべきだったか。重賞経験のないラントゥザブリーズが共同通信杯を勝ってしまったことで、重賞面にのみこだわりをみせたこと、枠連揃い目の決着が考えられるという想定になかったことも敗因の一つではなかろうか。500万実績がいると書いておきながらネオユニヴァース(前走500万下特別勝ち)を評価していなかったのもマイナス材料だったのだろう。
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