●第10回 平安ステークス(G3)● 
12 スマートボーイ 57 伊藤直 16 ハギノハイグレイド 58 福永
07 ビワシンセイキ 56 武豊 02 ブラウンシャトレー 57 安部
-- カイトヒルウインド 55 横山典 11 クロノスシチー 55 池添

 買い目 ◎から枠連流し 計5点 4点
 
 ここ4年、8日目に固定されており、本年も新馬券発売以外の変更点はない。

 分析をする前に、登録馬だけで36頭という多頭数であり、全く明後日の方向へいく予想になるかもしれない。時間があれば、枠順発表後に再検討したい。

 このレースの連対枠を見ると、初重賞制覇の馬でも、過去1年以内にダート1800mで連対した実績を持つ馬がいる。馬名は省略するが、該当する馬は何と14頭もおり、同枠に過去1年以内に必ずダート重賞で連対しているか1800mオープン勝ちの馬も11頭もいる。

 公営馬が3頭出走するため、中央枠は13頭。これならば全部が該当馬という事態が発生するかもしれない。

 そこでこれらの馬の選別作業を行うことが必要になる。

 8日目に変更されてからは、過去1年間にダート重賞を勝った馬の枠が来ている。該当する馬はアルアラン、クーリンガー、スマートボーイ、ハギノハイグレイド、ホーマンキュートの5頭。この中ではJRAの重賞を勝っているスマートボーイ、ハギノハイグレイドの2頭を上位視したい。

 よく出馬表を見てみると、昨年の「中山代替」武蔵野SとJCダートで、シリウスSが初重賞勝ちだったダブルハピネスを続けて連対枠入りさせた。ガーネットSではニホンピロサートが勝ったのだが、新設戦太秦Sで1着同着となり、その後代替中山の霜月Sを勝った経歴を持つ。この馬と似たような流れに乗っており、時代の流れから行くと、東京大賞典2着のビワシンセイキとなるが、ガーネットSとは違い、ここは斤量や競馬場などの変更点がないので、果たしてここで来ることができるのだろうか?現時点では相手筆頭という点にとどめたい。

 ニホンピロサート
 太秦S(1600万)1着同着 → 
 霜月S(OP、代替中山)1着 → 
 とちぎマロニエC(宇都宮)3着 →
 ガーネットS(東京→中山 別定→ハンデ)1着

 ビワシンセイキ
 太秦S(1600万)1着同着 →
 秋嶺S(1600万、代替中山)1着 →
 ギャラクシーS(OP、新設)1着 →
 東京大賞典(大井)2着 →
 平安S(変更なし) ? 

 なお、その他ではダート1800mOPで連対できるくらいの脚力がないと、ここではこないというデータもある。そこで、今までまったくといっていいほど来ない地方馬から重賞加算のあるブラウンシャトレー、それまで出番のなかったダブルハピネス、ニホンピロサートが現れたように、新馬券発売後は新しい馬を求めているという考え方もできるので、1600万を勝ち、古馬重賞初挑戦となるカイトヒルウインドやクロノスシチーというところを押さえたい。


結果
1着 ◎ 12スマートボーイ 2着 -- 09クーリンガー 3着 -- 10マイネルブライアン
(06 マルタカサイレンス 出走取消)
( ◎単勝 1760円 複勝 530円 )

 軸馬は完璧。レースもハナ切った瞬間に好勝負を確信。ただ、相手がねえ……。

 マルタカサイレンスの取り消しは当日にならないとわからないので、ある意味どうしようもないが、結果論として、予想段階で勝ちクラがOP特別までしかないことを嫌って外した、武蔵野S2着歴のあるマイネルブライアンまで組んでもよかったのかもしれない。でも、その同枠馬クーリンガーが2着とは想像外。

 そしてよくよく、自分の書いたものを読んでみると、ホーマンキュートが出走しなかったため、途中の部分で「ダート重賞」についてきっちりと4頭立てになっていた。しかし、さらに余分なことを書いて外していることがみっともない。でもそこでやめて馬連4頭ボックスを買う勇気はなかった。

 馬券も東西ともに頭あってヒモなし。これで今年8重賞の本命馬の成績が(1.2.1.4)。連対率37.5%、複勝率50%なら上々だが、いかんせん相手が来ない……。

 ミラクルオペラ、モノポライザーの故障は残念。予後不良になってしまったミラクルは交流重賞をあと1つは勝てる能力はあっただろうし、モノポライザーはなぜここに出てきたかがわからない。再来週(2月8日)の白富士S(中山2000m)ならば確勝だった気もするが……。

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