●第7回 ガーネットステークス(G3)● 
07 ニチドウマジック 55 蛯名 13 ニホンピロサート 57 横山典
11 エンドレスデザート 54 後藤  

 買い目は、◎の単、△どうしの馬連、ニホンピロの枠連揃い目と◎から2つ飛ばしの枠への枠連
 計4〜5点
        
 年始変則開催でもあり、5年連続で日程が変更された。また、昨年までの別定重量からハンデ戦に変更されたが、据置ならば根岸Sと完全同条件になるので、これを嫌ったためだろう。

 昨年以降、ハンデに変わった重賞はシルクロードS(枠連2−5)とダービー卿CT(枠連4−7)。新馬券未発売なので、こことの違いがあるといわれればそれまでかもしれない。

 しかし、前述2レースはオープンで加算したことのない馬が1着枠で、2着同枠には過去1年をオープンクラスに在籍して走るものの賞金を加算していない馬がおり、かつその中には前走から1K軽くなった馬がいた点が共通している。また、前走からハンデが増量及び据置の馬にはお呼びがかかっていない。

 そうなると、人気になりそうな5頭が消える。残った馬の中から、ダービー卿CT時のグラスワールドに酷似している、「前走1600万勝ちにもかかわらずハンデ2K減」のニチドウマジックを中心に据えたい。

 1番人気がほぼ確実のニホンピロサートだが、関西馬にもかかわらず、代替中山で2度連対枠入りし、その途中の京都では1着同枠(相手は東京大賞典2着ビワシンセイキ)という荒業を繰り出している。今回やるのならば、枠連の揃い目か、エンドレスデザートと組んで霜月Sのコピーをするという手があってもおかしくはない。しかし、ハンデ変更の前述2戦が増量馬や据置馬にはお呼びがかからなかったこともあり、今回はエンドレスとのコピー及び揃い目以外は軽視したい。

 相手の絞込みが難解でもあり、前述シルクロードS、ダービー卿CTが2つ飛ばしの枠で決めたこともあって、今回は2月で引退する坂田調教師へのはなむけではないが、ニチドウマジックの単勝と出目論者ではないが2つ飛ばしの枠連、ニホンピロ―エンドレスの馬連とニホンピロの枠連揃い目を買って、あとは見るレースとしたい。遊び話だがシルクロードで3、4枠を、ダービー卿で5、6枠を飛ばしたので、今回は7、8枠を飛ばして枠連1−6なんていう話があるかもしれない。

結果
1着 △ 13ニホンピロサート 2着 -- 01シャドウスケイプ 3着 -- 09スターキングマン
( ◎ 07ニチドウマジック 着外)

 検討が根本的に間違っていたのだろう。分析から見ても明らかなのだが、ニチドウ−ニホンピロの組み合わせはないと見ていたので、枠を見て、4枠のニチドウから2つ飛ばしの7枠にニホンピロがいたこと、ニチドウの同枠に大昔のこのレースの勝馬ビーマイナカヤマがいた時点で、?がついた。2歳戦しか活躍していないシベリアンとニホンピロの組んだ7枠、公営回りの2着馬シャドウスケイプと条件歴しかもたないマルターズホークが組んだ1枠が馬券になったことは今後、分析が必要である。
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