●第53回 ダイヤモンドステークス(G3)● 2月12日更新
     変更点 東京→中山
01 チアズブライトリー 56 藤田 11 フサイチランハート 56.5田中勝
07 スーパージーン 55 バルジュ 13 ハッピールック 54 横山典
05 テンエイウイング 49 吉田 02 ダイタクバートラム 57 江田照
10 アクティブバイオ 57 四位  

 買い目 ◎から注の2頭以外へ枠連流しと注どうしの馬連 計5点

 次週フェブラリーSまで続く、第2回中山は最後の代替開催となっているが、今週までは以前と同じ見解で見させていただきたい。

 前年と競馬場のみを変更した、次年復活ハンデ重賞は昨年3レース。中山金杯(取消)、京成杯AH(枠連揃い目)、AR共和国杯(取消)であるが、すべて何らかの事項が発生している。  
 
 いずれにせよ、今回が最後(次週は別定クイーンSと定量G1フェブラリーS)なので、今回も何らかの出来事があっても驚くには値しないだろう。

 そこで、前述3レースを分析すると、2着馬はすべて過去1年以内に1600万を勝っているが、オープンは出走しているものの、最高2着までで勝っていない。
 
 この条件に該当する馬はスーパージーン、チアズブライトリーの2頭。更なる共通項として前走OP負けが入ってくるので、1600万迎春Sを勝ったスーパージーンより、万葉Sでコケたチアズブライトリーを上位にとりたい。地元京都から次週アドマイヤドンを含め、日曜は中山、小倉と5週連続で遠征し、山内厩舎の馬などであちこちの重賞に出走するも勝てない藤田に、今回ようやく勝ち順がめぐってくると考えたい。(来週ではないか?という説は否定しないが……)

 ちなみに、取消のなかった京成杯AHは当日の9Rと10Rを入れ替えている。当日の中山10R立春賞(1000万下芝2200m)も出走頭数は少なくなるかもしれないが、事前登録で21頭もいるので心配は不要だろう。

 今回は2度あることは3度あるということをふまえて予想をしたい。
 上記サンプルと同様のことを当日してきたら、チアズブライトリーの連絡みは堅いとみたい。最後だけひっくり返すということもあるので、馬単2着流しでの買い方は厳しいかもしれない。

 相手には、代替開催でしか走らず、連対枠入れない前年2着馬フサイチランハート、条件組からは前述のスーパージーンとテンエイウイング、ハッピールックをあげたい。

 人気の一角を占めるだろうダイタクバートラムは賞金を加算した前2走が前年据置であったことを嫌い、変更戦加算馬との同枠、もしくは万葉Sをコピーする形となるアクティブバイオとの決着以外では買いたくない。

 ただし、過去のダイヤモンドSを振り返ると、チアズブライトリーは真っ先に「飛ぶ馬」にもあてはまる。同枠に過去1年に長距離重賞出走歴、準OP上のクラスで2400m以上での連対歴、重賞1着歴のどれかが求められているので、それらを持つアクティブバイオ、スーパージーン、ダイタクバートラム、ハッピールック、フサイチランハート、ホットシークレット、ロードフォレスターが組み込まれることを期待したい。


結果 2月17日追加
1着 -- 03イングランディーレ 2着 △ 13ハッピールック 3着 注 02ダイタクバートラム
( ◎ 01チアズブライトリー 11着 )

 予想段階では、当日何かが起きる(個人的には出走取消)と読んでの書き方をしたが、結局は何も起きなかった。さらに発表された枠順では、同枠に何も組み込まれず、単独枠になった時点で、◎チアズブライトリーは「さようなら」だったのだろう。そして結果的には、最後の部分があっていた。
 
 1番人気ダイタクバートラム、3番人気アクティブバイオを軽視する予想方式はあっていたと思う。2着馬のハッピールックただ、いくらステイヤーズS4着といえども、準OPすら連対実績のないイングランディーレまでは手が回らない。とはいえ、連勝中で勢いがあり、長距離連対実績のあるテンエイウイング(最下位負け)をフォーカスにあげていたのも事実だが……。

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