●第51回 トヨタ賞中京記念(G3)● 3月5日更新 変更点 新馬券発売のみ
買い目 馬連流し 【 考察 】 ここ10年間で小倉施行時を含め、7回がフルゲートとにぎわうハンデ重賞だが、中京の馬場はもともと良く、さらに開幕週ということもあろうか、登録馬も29頭と多い。しかし、その割に荒れず、過去10年はすべて4ケタ配当となっている。 新馬券発売後の前年据置「ハンデ、G3」はここまで6レース。「農林水産省」の冠がつく3レースを外すと、残りは3つ。
既に終わった2レースは今回登録のないサイドワインダーが勝ったが、安直に考えるならば4枠注意というところだろう。 ただし、先週の中山記念でも述べたが、下表のように昨秋以降、同じ馬を繰り返して起用しているという現実がある。(赤字ハンデ戦)
それならば、ハンデ戦小倉大賞典1着馬マイネルブラウのもう一丁、相手は昨年夏秋を席巻したアグネススペシャル、トーワトレジャー、ミツワトップレディ、ロサードという考えもあろうが、小倉大賞典は6日目から8日目と日程を変えていることが気になるし、オールカマーは代替新潟戦。京都記念が同じような形だからとはいえ、「農林水産省賞典」鳴尾記念を勝ったから「農林水産省賞典」京都記念の2着席にイブキガバメントは座ったと考えているので、「農林水産省賞典」新潟記念1、2着馬のアグネス、トーワや そこで今回だが、先述の馬たちの中から唯一「農林水産省賞典」加算歴がないミツワトップレディを抜擢したい。相手にはミツワに条件戦歴があるので、逆を取り、通年オープンのチアズシュタルク、トウカイパルサー、メイショウキオウをあげる。順位としては同距離勝ちのあるチアズ、トウカイを2番手、3番手としたい。 条件戦経由の馬ならば、やはり前走を勝ち上がったタガノマイバッハ、タニノエタニティ、ダブルネームというところだが、すべて2連勝中であり、しかもタガノ、タニノはキャラクターがかぶるので、出走は難しそうであり、かつサイドワインダーと似た戦歴が気になるが、今回は1000万下勝ちから直行するダブルネームをあげる。 最後に「もう一丁」という発想が今回も生かされるのならば、小倉を勝ったマイネルブラウ、そして本当の穴馬として前走京都牝馬S1着同枠歴のあるギャンブルローズをあげたい。 当日は枠順等で変わりそうだが、チアズ、ゼンノ、アグネスというところが人気になりそうなので、単勝オッズが10倍を超えたら、マイネルの単勝馬券も狙ってみたい。 結果 3月10日更新 1着 -- 05タガノマイバッハ 2着 -- 09ブリリアントロード 3着 △ 13ギャンブルローズ ( ◎ 10ミツワトップレディ 11着(2着同枠) ) 【 再考 】 出走馬確定後、登録馬時点から2頭が消えたことが判明。トウカイパルサーの回避は昨年の「農林」愛知杯勝ちがひっかかっていたので、ある意味嬉しかったが、条件戦経由で挙げた3頭のうち、2頭が除外。しかも、タガノマイバッハとタニノエタニティはかぶると書き、やや無理のあるダブルネームを予想ではあげた。しかし、タニノエタニティ、ダブルネームが出走しない以上、タガノマイバッハを考慮すべきであったことは事実。そこから1着馬が生まれてきているのだから。 1着同枠馬ロサードの戦歴を小倉記念2着と挙げたが、北九州記念2着の誤記。これに関しては弁解の余地はありません。しかし「代替新潟」オールカマーを走ったことと、G1直行を嫌って、ここでは用なしと考えていました。 人気薄ブリリアントロードの大駆けで、本命馬ミツワトップレディは2着同枠馬となった。ある意味で非「農林」路線加算馬を生かすという考え方でもあったのだろう。ただ、交流重賞ブリーダーズGC2着歴のみのブリリアントロードも通年OP在籍ということでメイショウキオウをあげるならば、取り上げてもよかったかもしれない。ただ、交流重賞での加算がひっかかったことも事実。 3着馬ギャンブルローズは穴馬として取り上げていたので、この好走は嬉しい。メイショウキオウと同枠に入ったので、枠連5−7を買ったが、もうちょっと何とかして欲しかった、というのが買った者の本音です。 ただ、良く見ると、今年の決着は前年ハンデ頭 VS 本年ハンデ頭の枠。そんな手ありかなあ……。 |