●第51回 トヨタ賞中京記念(G3)● 3月5日更新
      変更点 新馬券発売のみ
10 ミツワトップレディ 54 千田 01 チアズシュタルク 56 藤田
-- トウカイパルサー 56 金折 14 メイショウキオウ 53 飯田
13 ギャンブルローズ 52 秋山 08 マイネルブラウ 56 川島
-- ダブルネーム 48 ----  

 買い目 馬連流し 6点 4点と 単勝10倍超えでマイネルブラウの単勝

【 考察 】
 ここ10年間で小倉施行時を含め、7回がフルゲートとにぎわうハンデ重賞だが、中京の馬場はもともと良く、さらに開幕週ということもあろうか、登録馬も29頭と多い。しかし、その割に荒れず、過去10年はすべて4ケタ配当となっている。

  新馬券発売後の前年据置「ハンデ、G3」はここまで6レース。「農林水産省」の冠がつく3レースを外すと、残りは3つ。
京阪杯 祝日、次年から別定 枠連6−4 馬単11−7
京都金杯 枠連揃い目 枠連4−4 馬単7−8
中京記念

 既に終わった2レースは今回登録のないサイドワインダーが勝ったが、安直に考えるならば4枠注意というところだろう。

 ただし、先週の中山記念でも述べたが、下表のように昨秋以降、同じ馬を繰り返して起用しているという現実がある。(赤字ハンデ戦)
ローエングリン 東京新聞杯2着
(代替中山)
中山記念1着
(第77回)
バランスオブゲーム セントライト記念
(代替新潟)
中山記念2着
(第77回)
マイソールサウンド 中日新聞杯
(2頭取消)
農林 京都記念
イブキガバメント 農林 鳴尾記念
(第55回)
農林 京都記念2着
マグナーテン 毎日王冠
(代替中山)
AJCC
(第44回)
バンブーユベントス 中日新聞杯2着
(2頭取消)
日経新春杯
サイドワインダー 京阪杯
(祝日、ハンデ最終)
京都金杯
(枠連揃い目)
ウインブレイズ カブトヤマ記念
(10月最終)
農林 福島記念

 それならば、ハンデ戦小倉大賞典1着馬マイネルブラウのもう一丁、相手は昨年夏秋を席巻したアグネススペシャル、トーワトレジャー、ミツワトップレディ、ロサードという考えもあろうが、小倉大賞典は6日目から8日目と日程を変えていることが気になるし、オールカマーは代替新潟戦。京都記念が同じような形だからとはいえ、「農林水産省賞典」鳴尾記念を勝ったから「農林水産省賞典」京都記念の2着席にイブキガバメントは座ったと考えているので、「農林水産省賞典」新潟記念1、2着馬のアグネス、トーワや「農林水産省賞典」小倉記念(北九州記念でした……スミマセン)2着のロサードは積極的には買えないと考えている。

 そこで今回だが、先述の馬たちの中から唯一「農林水産省賞典」加算歴がないミツワトップレディを抜擢したい。相手にはミツワに条件戦歴があるので、逆を取り、通年オープンのチアズシュタルク、トウカイパルサー、メイショウキオウをあげる。順位としては同距離勝ちのあるチアズ、トウカイを2番手、3番手としたい。

 条件戦経由の馬ならば、やはり前走を勝ち上がったタガノマイバッハ、タニノエタニティ、ダブルネームというところだが、すべて2連勝中であり、しかもタガノ、タニノはキャラクターがかぶるので、出走は難しそうであり、かつサイドワインダーと似た戦歴が気になるが、今回は1000万下勝ちから直行するダブルネームをあげる。

 最後に「もう一丁」という発想が今回も生かされるのならば、小倉を勝ったマイネルブラウ、そして本当の穴馬として前走京都牝馬S1着同枠歴のあるギャンブルローズをあげたい。

 当日は枠順等で変わりそうだが、チアズ、ゼンノ、アグネスというところが人気になりそうなので、単勝オッズが10倍を超えたら、マイネルの単勝馬券も狙ってみたい。


結果 3月10日更新
1着 -- 05タガノマイバッハ 2着 -- 09ブリリアントロード 3着 △ 13ギャンブルローズ
( ◎ 10ミツワトップレディ 11着(2着同枠) )

【 再考 】
 出走馬確定後、登録馬時点から2頭が消えたことが判明。トウカイパルサーの回避は昨年の「農林」愛知杯勝ちがひっかかっていたので、ある意味嬉しかったが、条件戦経由で挙げた3頭のうち、2頭が除外。しかも、タガノマイバッハとタニノエタニティはかぶると書き、やや無理のあるダブルネームを予想ではあげた。しかし、タニノエタニティ、ダブルネームが出走しない以上、タガノマイバッハを考慮すべきであったことは事実。そこから1着馬が生まれてきているのだから。

 1着同枠馬ロサードの戦歴を小倉記念2着と挙げたが、北九州記念2着の誤記。これに関しては弁解の余地はありません。しかし「代替新潟」オールカマーを走ったことと、G1直行を嫌って、ここでは用なしと考えていました。

 人気薄ブリリアントロードの大駆けで、本命馬ミツワトップレディは2着同枠馬となった。ある意味で非「農林」路線加算馬を生かすという考え方でもあったのだろう。ただ、交流重賞ブリーダーズGC2着歴のみのブリリアントロードも通年OP在籍ということでメイショウキオウをあげるならば、取り上げてもよかったかもしれない。ただ、交流重賞での加算がひっかかったことも事実。

 3着馬ギャンブルローズは穴馬として取り上げていたので、この好走は嬉しい。メイショウキオウと同枠に入ったので、枠連5−7を買ったが、もうちょっと何とかして欲しかった、というのが買った者の本音です。

 ただ、良く見ると、今年の決着は前年ハンデ頭 VS 本年ハンデ頭の枠。そんな手ありかなあ……。
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