●第17回 夕刊フジ賞 クリスタルカップ(G3)● 3月12日更新
      変更点 新馬券発売 基本重量55K→56K
03 ニシノシタン 56 吉田 13 ソルティビット 55 後藤
01 トーセンオリオン 57 二本柳 -- ヒューマ 56 藤田
08 シベリアンホーク 56 柴田善  

 買い目 ◎から馬連流しと注どうしの馬連 計5点

【 考察 】
 本年、ここまでに行われた「3歳、G3、賞金別定戦」は計6レース。しかし、代替競馬で施行したり、枠連揃い目で決まったりと、変則的な決着が相次いでいる。

 全レース共通の新馬齢重量と新馬券発売を除いて、対前年据置で行われるのが、クリスタルCと次週のフラワーC、再来週の毎日杯と3レースあるので、ここから新しいものを作り出すということがあるかもしれない。その分析は正直なところ、このレースが終わらないとなんともいえず、難解なレースになるであろう。

 さて本題に入るが、本年の「3歳、1600万別定戦」は、何らかの共通点を持った組み合わせで決まっている。
シンザン記念 新馬1戦
京成杯 500万未経験
共同通信杯 500万勝ちあり
きさらぎ賞 新馬1戦、500万勝ちあり
クイーンC 牝馬戦のみ(2着馬は中央転入後)
アーリントンC 500万勝ちあり

 2月以降は連対馬に500万下勝ちを求めている。しかも増量馬のいなかった共同通信杯、クイーンCを除いては、増量馬が1頭連対している。

 今週であるが、あと3レースしかこの条件は存在しないので、同様の傾向が続くと考えてもいいのではないだろうか?

 そこで、登録馬27頭を見ると、増量馬は回避予定のワンダフルデイズを除いてはソルティビット、トーセンオリオンの2頭。共通点は新馬2戦目勝ち、500万未経験、オープン勝ち、重賞出走歴ありと見事に揃っている。非増量馬では、新馬初戦勝ちであるが、その他の条件を共有する馬にはニシノシタンもいる。

 増量馬が2頭いたアーリントンCでその2頭で決まらなかったこともあり、ソルティとトーセンの組み合わせはあまり買いたくない。そこで今回はアーリントンCの敵討ちというわけでもないが、ニシノシタンから流す組み合わせを狙ってみたい。相手には、新設戦のクリスマスローズSや代替クロッカスSを勝ったトーセンオリオンよりも、新馬2戦目勝ちが気になるが、ソルティビットを上位としたい。

 本来ならば、この2点で終わりたいのだが、新馬、500万と連勝してきた2頭シベリアンホークとヒューマの存在が気になる。ともに変則新馬戦(シベリアンは代替、ヒューマは祝日)を勝ち上がったことが気になるが、これまでとは違った1段高いハードルを馬に課すのならば、こういった組み合わせがあってもいいだろう。


結果 3月18日更新
1着 -- 07ワンダフルデイズ 2着 -- 14ギャラントアロー 3着 -- 11タイキジリオン
( ◎ 03ニシノシタン 4着 )

 ワンダフルデイズの出走という予期しない出来事があったため、話は大幅に狂った。ただし、2着同枠に○ソルティビッドがいることもあり、枠連で考えるならば、増量馬同枠決着。1着同枠に注シベリアンホークが入り1着枠には500万下加算歴を求めたということか。ただし、2着枠にはともに2戦目新馬勝ちの2頭が同居する。この時点で実質は不的中だったか。

 新馬2戦目勝ちという来年は消えるキャリアを持っている馬が連対枠に来ることが目立つ。この点に拘る必要があるかどうかは、もう少し見極めたい。

このページ最上段へ  トップページへ