●第20回 東海テレビ杯東海ステークス(G2)● 5月25日中京11R ダ2300m、混合、別定
      5月23日更新
      変更点 新馬券発売(当日9R⇔10R)
02 プリエミエンス 55 藤田 09 ディーエスサンダー 57 勝浦
16 アルアラン 58 本田 04 ゴールドプルーフ 57 丸野

 買い目 馬連ボックス 計6点

【 考察 】
 春開催に移行してから4年目になるが、過去3年間を見ると、前走で掲示板を外した馬には出番がないレースとなっている。その3年間の1着馬はファストフレンド、ハギノハイグレイド(連覇)だが、重賞を走りつづけた実力馬がここで成果を表すという結果となっているようだ。

 決して人気となるであろうプリエミネンスを押すわけではなく、本命馬券では面白みも何にもないのでひねろうとしていたが、レース順が当初の10R(エメラルドS)と9R(賢島特別)が頭数の関係で入れ替わっている。となると、前走が旗日のレースであり、その前の加算も施行場を変更するJBC2着というプリエミネンスにとって、ここは絶好の檜舞台となってしまうのではないだろうか。一つ気になる点があるとすれば、同枠の公営馬の存在であろう。

 相手には、昨年の2着枠が下級条件からの上がり馬であったことから、今年も下級条件加算→重賞そこそこというディーエスサンダーを押す。他には重賞連対歴のある2枠から公営馬ゴールドプルーフ(余談だが、この騎手の名前(勝虎)ってすごいねぇ……)、同じく8枠から増量馬アルアランという両高齢馬を押す。

 これにはわけがあって、同じ高齢馬スマートボーイ(今回は出走せず)が連対を繰りかえす現状では、高齢馬を中心に同じ馬をある程度、変更が続く時期に使い(連対させるという意味)、変更が確定したら(番組が安定したら)引退という流れを作っているような雰囲気が最近のダート戦に多いからだ。そうでなければ、たとえ8馬身差の完勝であったゴールドアリュールのアンタレスSでも2着にフェブラリーS2着同枠のイーグルカフェを入れてくることは無いと考えているからでもある。

 印が重そうな馬に重い印をつけることもあり、印はこの4頭にとどめたい。


結果 5月26日更新
1着 △ 04ゴールドプルーフ 2着 ◎ 02プリエミネンス 3着 ○ 09ディーエスサンダー
( ▲ 16アルアラン 競走除外 返還あり )
( 馬連 6000円 枠連 610円 3連複 9030円 )

【 再考 】
 アルアランの除外で3点勝負となり、その3頭が1着から3着という、我ながら椿事というしかない出来事が起こった。
 本来は出走取消や競走除外では別口の流れとなるのだが、当日の9Rと10Rの入れ替えが決まっていたことで、新規の馬にはほとんど出番は無いと、本文中にも入れたが、それを上塗りしただけというのがアルアランの取消であったのだろう。
 こういう時は高齢馬が絡むこと(今回4歳馬は連対枠にはいない)、重賞で同じ事を繰り返していること、同じ馬を立て続けに起用すること、といった流れは変わっていない。そして、今回の結果はいくつかの要素がうまく絡んでできたものと考えており、次もうまくいくという保証はどこにもない。来年夏といわれている3連単発売まではこの流れは続いていくのだろうか。おそらく、次のダート重賞であるプロキオンSが読みきれるかどうかですべてが分かるであろう。
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