●第57回 ラジオ日本賞 セントライト記念(G2)●
     9月21日中山11R 芝2200m、3歳、混合、馬齢、指定
     9月20日更新
     変更点 新潟→中山、定量→馬齢 
14 スズノマーチ 56 田中勝 09 チャクラ 56 後藤
02 ヴィータローザ 56 蛯名 04 グランリーオ 56 田面木
01 タイキアルファ 56 柴田善 -- --

 買い目 馬連 ◎から流しと○―▲の計5点

【 考察 】

2000年 ワイド発売
1着 アドマイヤボス 500万特別1着 G1歴なし
2着 トーホウシデン 東京優駿4着(優先あり) 夏季休養
2001年 第55回
1着 シンコウカリド 東京優駿12着 夏季休養
2着 トレジャー 1000万特別1着  
2002年 馬単発売、新潟施行、祝日施行、定量最終
1着 バランスオブゲーム 東京優駿7着 夏季休養
2着 アドマイヤマックス ラジオたんぱ2歳S3着 3歳未出走

 一昨年までの4年間は「東京優駿出走後休養馬」VS「夏季条件戦出走歴あり」で決着した。その最終は「第55回」という揃い目開催(1着馬シンコウカリド)であった。また、新潟施行の昨年はTR王(?)バランスオブゲームが制している。

 そのバランスオブゲームを範として今年を語るということは、一切出来ないだろう。「新潟、定量、祝日」のセントライト記念なんぞ、次の出現はいつであろうか?

 となれば、そのサンプルは今年には引き継がれない。まあ、出走馬14頭の中に「2歳重賞勝ち、G1トライアル勝ち、優先権有りG1出走」を全て満たす馬がいないこと、さらにはゼンノロブロイ、マーブルチーフの回避により、G2勝ち馬すらいなくなったことが証明しているのではないだろうか。

 そこで出走馬を見てみると、1頭だけ気になる経歴の馬がいる。唯一の「TR優先権あり→G1出走」の経歴を持つスズノマーチだ。他の「優先権あり→G1出走」の馬が皆回避して、この馬1頭だけが取り残されたかのようにセントライト記念に出走するような印象を受ける。

 これが、何を意味しているのかがすべてになるかもしれないが、今回はここを狙ってみたい。
 相手であるが、当然の如く、OP在籍馬以外を狙いたい。
 筆頭には唯一の1600万下在籍馬チャクラをあげる。古馬には愛知杯を勝ったカゼニフカレテがいるが、重賞で賞金を加算しながら下級条件に出走できる。この馬の扱いをどうするか、(1600万下でこの馬は賞金を加算できないと、私はみている)。さらには。準OP以上の馬(春季番組ではOP扱い)の2頭がまとめられた枠として、今回の5枠2頭には注目する。

 他は、 夏季番組できっちりと賞金を積み重ねたヴィータローザ、グランリーオ、タイキアルファ、マイネルプレシャスの4頭から、未勝利戦のマイネルを除いた3頭をあげたい。


【 結果 】
1着 ▲ 02ヴィータローザ 2着 -- 05ニシノシンフォニー 3着 ○ 09チャクラ
( ◎ 14スズノマーチ 13着 )

【 再考 】
 ヴィータローザが来るのは、まあ、理解できる。一応、現時点でOP在籍であり、夏季番組も重賞(ラジオたんぱ賞)しか出走していないので、この馬をOP扱いとすることは考えられるかもしれない。
 ただし、2着枠の4枠は完全にお客さんと見ていたので、狙いはずれていたことになる。5枠とともに、1000万下の馬が2頭同居していることはわかっていたが、賞金を夏競馬で加算できなかったことが気になってこの2つの枠はともに排除させてもらったが、これがどうやら逆であったようだ。

 ◎のスズノマーチであるが、やはり田中勝のセントライト記念3連覇などというのは競馬会にとっても、椿事であるのだろう。全く出番無く終わってしまった。
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