●第47回 産経大阪杯(G2)● 4月2日更新
    変更点 国際化、新馬券発売
13 ツルマルボーイ 58 武豊 04 マグナーテン 58 横山典
-- テレグノシス 59 勝浦 09 ロサード 58 池添
02 マイソールサウンド 58 本田  

 買い目 馬連流し 計4点 3点

【 考察 】
 昨年の阪神大賞典や日経賞と同様、国際化されたが、外国馬は1頭も出ない。

 また、このレースではG1連対馬が1頭も出走しなかった2000年(第44回)以外は増量馬が連対している。増量馬は今回7頭の登録があるが、この7頭が全滅というケースはちょっと考えづらいのではないか。
 というのも、国際化された昨年の両レースは、8頭立ての日経賞をサンプルとして取り上げていいかどうかは疑わしいし、新馬券発売の面で昨年との違いがあるといわれればそれまでだが、負担重量で連対経験のある馬が1頭は連対していた。(ちなみに、重量経験なしで連対したのは阪神大賞典2着のジャングルポケット(G1馬)のみで、日経賞は連対馬2頭とも重量連対歴あり。)

 今回は増量され、かつその重量で連対している馬がツルマルボーイ、マグナーテンと2頭いる。経歴はどっちもどっちで取捨選択に困る2頭であるが、今回はツルマルボーイを本命としたい。

 理由は、前述の2レースとここは公営馬に対しては天皇賞トライアルの扱いとなっている。阪神大賞典、日経賞ともに、古馬G2戦1着歴馬やG1連対馬が全く出番なしに終わった以上、1年遅れて国際化したこのレースでは、逆のことが起きるのではないかと考えられ、さらに実績最上位のマグナーテンはセン馬。着順不問で天皇賞には出れない(金鯱賞→宝塚記念のローテと陣営は公開)。
 ならば、「増量馬、前年G1連対、古馬G2勝ちあり」という大賞典や日経賞でなかった戦歴を有するツルマルが上位に来てもいいであろうという解釈ができると考えたい。

 今回は人気馬(2番人気だろう)を本命とした以上、配当、回収率を加味すると相手は絞りこまざるを得ない。同じ馬が続けて連対枠入りする現況を見ると、ハンデ戦あがりのタガノマイバッハは第二のイングランディーレとなる可能性もあるが、今回は外して、筆頭は最後に印を落としたマグナーテン、続いて重量未経験のG1馬テレグノシス。G2勝ちのあるロサードとマイソールサウンドで今回は止める。


結果 4月6日更新
1着 -- 08タガノマイバッハ 2着 ○ 04マグナーテン 3着 ◎ 13ツルマルボーイ

 発表された枠順を見て、笑うしかなかった。中京記念の1着枠の2頭が、揃って出走し、しかも同枠配置。狙っているとしか思えないような枠構成。そして、本文最後の方に記載したが、疑ってかかった(中山ダイヤモンドS勝ちの真相がつかめないことが真実だが)タガノマイバッハが勝ってしまった。この馬は関西版イングランディーレなのだろうか?

 まあ、救いは3連複で1000円を切るような低配当に終わってくれたこと。

 増量馬が見事に分断された時点で、馬連を枠連に変更して当日は馬券を買ったが、こんな淋しい結末がくるとはねえ……、とぼやいてもしかたない。冗談抜きで、同じ馬を起用しつづけている現実をどう受け止めるかが今後の緊急課題になるだろう。違った馬が来るのは、古馬ハンデG3戦だけ。あとはみんな同じ。再来週のマイラーズCは冗談抜きで重賞勝ち馬だけ買おうかな?

 増量馬が大挙出走した今回こそ、増量馬が天皇賞目印となることを願ってフォーカスをあげたわけだが、全滅。マグナーテンは本文に書いたとおり、セン馬なので天皇賞は出走しないし、あとの期待は大阪ハンブルクCくらいか?とはいえ、そこで58Kを背負う馬なら大阪杯くらいには出走しているはず。どうなるんだろう、5月4日の天皇賞?
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