●第34回 読売マイラーズカップ(G2)● 4月17日更新 変更点 新馬券発売
買い目 【 考察 】 今年になってからの古馬G2は、同じような馬ですべてをまかなっているといってもいいだろう。
例外(?)ともいえるのは、重賞加算歴がないグラスエイコウオーが2着となったAJCCだが、ここでも前年1着馬がきっちりと同枠に入っている。 となると、ここまで重賞で用なしであった馬にはかなり厳しいマイル戦となるであろう。 そこで、過去1年間の重賞加算歴がある馬をピックアップすると、回避するサイドワインダー以外には、サダムブルースカイ(ファルコンS2着)、ダンツジャッジ(ダービー卿CT)、ダンツフレーム(宝塚記念、安田記念2着)、テイエムオーシャン(札幌記念)、リキアイタイカン(スワンS2着)、ローエングリン(中山記念、東京新聞杯2着)とわずか6頭しかいない。 また、日経賞、大阪杯と前走ハンデG3勝ちの馬がきていることにも注目したい。 そこで、グレード別定戦と5000万ごと1K増と規定は違うことが気になるが、今回も単純に考え、前走、ダービー卿CTを勝ったダンツジャッジを軸とする。もし、この違いが顕著に出た結果となったら、次のグレード別定戦京王杯SCで同じパターンで再度狙う。 また、77回と揃い目重賞を踏んだ中山記念を勝ったことが気がかりなローエングリンは対抗まで。 ここで決まれば、前走重賞加算馬のワン・ツーとなり、シナリオもきれいに続行できる。 その後は、3歳G3しか加算歴のないサダムは消して、残りのダンツフレーム、テイエム、リキアイを押さえまでとして考えたいが、ほぼ間違いなくローエングリンに人気が集中するので高配当を狙ってダンツジャッジから馬単1着流しという手もあるだろう。 結果 4月21日更新 1着 ○ 08ローエングリン 2着 -- 05キスミーテンダー 3着 △ 10テイエムオーシャン ( ◎ ダンツジャッジ 不出走 ) 【 再考 】 ◎ダンツジャッジが不出走で予想は成立せず。こうなると、今年の重賞勝ち馬を立て続けに起用する現状を見ると、ローエングリンで軸は堅かったか。同枠に昨年G2連対歴のあるリキアイタイカンが入ったことも幸いであっただろう。 問題は相手。本来なら通年OP在籍や重賞連対歴ありの馬で今年のここまではよかったのだが、そろそろ何らかの形でスイッチしてきているのかもしれない。 |