●第96回 農林水産省賞典 京都記念(G2)● 2月21日更新
     変更点 新馬券発売
07 イブキガバメント 57 吉田稔 03 ローマンエンパイア 56 武幸
12 ユウワンプラテクト 57 ペリエ 16 マイネルプレーリー 56 村本

 買い目 ◎単複、枠連◎流し 計5点
      3連複なら4頭ボックス 4点

 セン馬マグナーテンがAJCCを勝ち、日経新春杯を勝ったバンブーユベントスが故障したことも有り、この春のG2勝馬は天皇賞には出走できない。となると次週の中山記念を含め、ここを勝っても天皇賞には出ないのではないかとも考えてしまう。

 出馬16頭と10年ぶり以上のフルゲートとなったが、戦歴としては、何らかの傷を負っている馬(戦歴として、次年以降再現不可能という意味)が多く、マイネルプレーリーくらいしかまともな馬がいないというメンバー構成となった。
 
 ならば、個人的◎で3着となったマイネルプレーリーをもう一度狙ってもいいが、今回も3着にとどまり、取消戦加算等を経験した前年秋G1出走馬でこの春の5000万別定戦、ハンデ戦G2をまとめてしまうのではないだろうか?

 そこで今回だが、冠の「農林水産省賞典」を勝ちあがったことのあるイブキガバメントを軸としたい。他にもトウカイパルサー、トシザブイがいるが、ともに前年の秋G1実績がないので評価を下げる。

 相手だが、AJCC2着のグラスエイコウオー、日経新春杯2着のコイントスともに重賞未勝利馬。この点で見ると、カネトシオペラクンやファイトコマンダーといった名前が挙がるが、1、2枚格が落ちる。しかし前1年間で見ると、弥生賞2着までのローマンエンパイアがあがってくるので、今回はここを相手筆頭と見て、他にはユウワンプラテクトをあげたい。

 最後に、今回出走する唯一の増量馬で騎手:河内洋の重賞最終戦となるアグネスフライトだが、
見せ場をつくるなら、昨年天皇賞秋2着同枠馬であったこともあり、今回もやるなら同枠馬までと見たい。馬券的にはかつてのダイイチルビーやニシノフラワー、そしてこのアグネスフライトなどで散々な目にあい、最後も散々な結果かもしれないが、期待するならここではなく、日曜の京都メイン山城Sのグロリアスサンデーのほうではないだろうか?


結果
1着 -- 01マイソールサウンド 2着 ◎ 07イブキガバメント 3着 -- 15トウカイパルサー
( ◎ 複勝430円 )

 考察としては3枠2頭の人気馬を切り捨て、いい線をついたと思っているが、G1未経験であり、2頭取消の中日新聞杯1着馬マイソールサウンドをここで起用するとは……。ローマンエンパイアを相手本線に指名したが、いかんせん強引な予想だったか。取消加算歴などを経た馬が多すぎて交通整理ができていなかったことも事実。イブキガバメントを軸とした以上、1枠は同枠馬ファストタテヤマ(57K定量施行最終の菊花賞2着馬)と合わせて買えないことはない枠連だけど、事前予想の分、そこまで読みきった予想は難しい。また、最近多いのが、2着枠に関する部分だけがあっていること。アグネスがイブキと同枠入りした出馬表を見たときは、思わず笑ってしまった。軸馬の複勝率はこれで50%。でもええかげんに1着馬と連勝を当てんと……。

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