●第51回 神戸新聞杯(G2)● 
    9月28日阪神11R 芝2000m、3歳、牡牝、混合、馬齢、指定

    9月24日更新
    変更点 定量→馬齢
02 ゼンノロブロイ 56 デザーモ 09 サクラプレジデント 56 武豊
11 ネオユニオヴァース 56 福永 07 リンカーン 56 横山典

 買い目 上位3頭の馬連ボックスと、◎−△の馬連 計4点

【 考察 】
 一昨年(混合化)のエアエミネム、昨年(馬単発売&定量最終)のシンボリクリスエスといった「マル外」が馬齢化初年の今年も面倒を見ることで、国際化対応もあるのではないかと考えていたが、登録すらしていないので、私の考えに誤りがあったということだろう。(ちなみに登録あればそこからの馬券を考えていた)

 「カク地」シンドバッドを含めた登録馬15頭を見ると、騎手の顔ぶれは大幅に変わったが(変わらないのはザッツザプレンティとマーブルチーフくらい)、馬は春とほぼ何も変わっていない顔ぶれであることに気づく。賞金も夏競馬を休んだ馬が多いこともあって、春競馬終了時とほぼかわらず、変わったのは札幌記念を勝ったサクラプレジデントくらい。あと、賞金を加算した馬はシンドバッドを除いては2頭いるが、ともに平場500万下であり、次走1000万特別でともにあっさりと敗れ去ったこともあって軽視する 。
 
 今年から新馬齢重量が施行されたが、全戦新重量制度の馬は01シルクチャンピオン、02ゼンノロブロイ、03ハードクリスタル、06アイルビーバックの4頭。この中では、実績最上位になるが、ゼンノロブロイを主軸としたい。重賞どころかオープンすら出走していないハードクリスタル、未勝利上がりのアイルビーバック、新馬勝ちしたとはいえ、3戦目であったシルクチャンピオンよりも、代替開催デビューや祝日青葉賞勝ちのキャリアは不安だが、デビュー勝ちのゼンノロブロイを上とする。

 一方の相手であるが、夏季競馬で最大の賞金加算をしたサクラプレジデントを相手筆頭、ダービー当日の8Rと9Rを入れ替えた中で施行されたことが若干気にかかるが、ダービーのコピーを成立させるのはもってこいのネオユニオヴァースを3番手としたい。

 本命戦となってしまう以上、あとの馬を絡めると収支に影響がでてしまうが、 他の馬からは新馬を負け、1戦出走であっさりと未勝利戦に回りながらも、ダービー出走までこぎつけたリンカーンを押さえとする。
というのも、このパターンでの出走は今後も十分にありえるからだ。


【 結果 】
1着 ◎ 02ゼンノロブロイ 2着 ○ 09サクラプレジデント 3着 ▲ 11ネオユニヴァース
( 馬連 540円 )

 参考 (単勝 390円 馬単 1210円 3連複 380円 )

【 再考 】

 印を打った4頭が印の順に1着〜4着となった。祝日青葉賞勝ちがOP初加算のゼンノロブロイと「定量」札幌2歳S勝ちがOP初加算のサクラプレジデントでの決着。ある意味で空洞化された状態のまま、施行された神戸新聞杯であった。現状を見る限りでは新星は現れなかった。つまり、最終戦加算などの実績を持った馬でも十分に通用する菊花賞になるのではなかろうか。
このページ最上段へ  トップページへ