●第38回 サンスポ賞フローラステークス(G2)● 4月24日更新
    変更点 新馬券発売、定量→馬齢、混合化
16 セイレーンズソング 54 蛯名 01 マコトマンリョウ 54 左海
03 ジョウノカトリーヌ 54 横山典 17 ミルフィオリ 54 武幸
13 センターアンジェロ 54 石崎隆  

 買い目 ◎から馬連流し と○―▲の枠連 計5点

【 考察 】
 関東で延々7開催続いた中山も終わり、リニューアルされた東京で新装を祝うかのようにフルゲート18頭で行われる。桜花賞及びそのTRとは違い、今年から混合化されたこともあり、その視点での見方や、「第1回」東京開催で行われるこのレースの結果に注目したい。

 手っ取り早くすべてを否定するのなら、当日に1頭取り消すという荒業を使用すればいいのであるが、そういったことが何も起きないと見て予想したい。

  さて前説は終わりにして、本題に入りたい。
 
 外国産馬に一部開放する新生オークスに向けて、新しいものを与える必要があるのではないだろうか。そしてそれが何かというのが最大の問題点でもある。

 いろいろな手を考えたが、桜花賞TR優先権獲得組は1頭を除いて、今回は出番がないとみたい。というのも、桜花賞に向かう路線は来年から外国産馬開放を控える実質最終戦。逆にオークスは1年早く開放する。ダービーが外国産馬に開放した初年のTR青葉賞でも皐月賞組は連対枠にはいないし、連対馬はともに皐月賞TRに出走すらしていない。(このころの青葉賞の出走全馬のデータをもっていないので、万が一、全馬皐月賞未出走ならばすみません。)

 今回も同様のことが起きるとみたい。
 そこで、今回はG1、TR未出走、新馬1戦経験(勝ち負け不問)、新重量加算有りといった観点で見てみると、年明けデビューのジョウノカトリーヌ、セイレーンズソング、マコトマンリョウといったところが浮かんでくる。この中では芝新馬戦を勝ちあがったセイレーンズソングを中心としたい。あとの2頭は相手とする。

 また、新馬2戦と11月デビューが気になるが、同距離勝ちのあるミルフィオリを4番手評価としたい。
 最後に、今回きてもおかしくない桜花賞組の1頭であるが、アネモネSで桜花賞優先権を取ったセンターアンジェロのことである。というのは、外国産馬に開放されたG1トライアルは重賞のみで、オープン特別のトライアルは全レース開放されていない。ということは、チューリップ賞とフィリーズレビューを混合化して、アネモネSはそのままという手が十分に考えられるからだ。旧制度未勝利戦加算がひっかかるが、ここを最後の押さえにしたい。

 前述したように優先権もちで桜花賞に出走した馬は結局レイナワルツだけになったが、今回は新制度が影響を及ぼすとみて、無印とする。


結果 4月29日更新
1着 -- 11シンコールビー 2着 -- 18タイムウィルテル 3着 △ 13センターアンジェロ
 単勝万馬券 ( ◎ 16セイレーンズソング 6着(2着同枠))

  どうあがいても、この形にはならない。強いていえば、1着馬はTR、重賞出走がなく、初勝利は▲50Kであげたものだが、こういう輩は結構多かったし、また1着同枠のバトルエンプレスが重賞未経験、新重量のみの出走、TR未出走という3項目を満たすが、新馬2戦目勝ちという事実を持って切り捨てたことも有り、 ここへ結論を導くことはできない。

 一方の2着馬タイムウィルテルはアネモネS負けで素直に外した人気馬だったので、どうやら根本が間違っていたのだろう。
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