●第44回 アメリカジョッキークラブカップ(G2)● 
06 マグナーテン 58 ペリエ 09 ホットシークレット 58 柴田善
-- バランスオブゲーム 56 田中勝 10 フサイチランハート 57 江田照

 買い目 馬連ボックス 計6点 3点

 中山に戻り、44回目という揃い目施行となったが、こうなると新馬券発売後や今年変更されるレースで昨年加算した実績馬をどう扱うかが焦点になるのではないだろうか?

 競馬が同じスタイルを求めるというならば、昨年のこのレース(東京代替)を勝ち、改装後は3200mの距離設定を廃止するダイヤモンドS(つまり東京に戻るであろう来年は必ず距離変更が発生する)で2着のフサイチランハート、今年から馬齢と表記を変えるが、昨年は「定量」戦で行われた弥生賞や「定量」「新潟」セントライト記念を勝ったバランスオブゲームの実績はどこで面倒を見てもらえるのだろうか?

 過去のAJCCを見ると、東京代替の昨年を除き、1億円以上の賞金で参戦(斤量上積み)する馬が連対している。ならば、中山に戻る今年はあてはまるホットシークレット、マグナーテンというところは外せないとみる。

 順位付けは騎手にこだわるわけではないが、まともなステイヤーズSでの加算歴よりも、「中山」施行の毎日王冠1着の実績をここで証明する方が、このレースの位置付けにふさわしいと考え、マグナーテンを上位にとる。

 相手だが、登録の時点で15頭しかおらずフルゲート割れは確定しているが、古馬対戦歴が今までにない3頭の扱い方に注目したい。

 その中では当分ないレースでの加算馬マグナーテンを軸とする以上、今年変更されるレースを昨年勝ったバランスオブゲームやフサイチランハートは必要であろう。

 本命が人気馬でもあり、これくらいの点数にまとめておきたい。
 

結果
1着 ◎ 06マグナーテン 2着 -- 11グラスエイコウオー 3着 -- 02アグネススペシャル
( ◎単勝 150円 複勝 110円 枠連 380円 )

 いつもならば、関西の平安Sのように枠連を買い目としてあげるのだが、今回に限って馬連。特指競走加算歴はあるけど、芝ではOP特別2着までのグラスまでは本命が単勝150円の馬である以上、手は出せない。

 ○フサイチランハートが同枠馬だったが、フサイチが2着馬の道しるべだったのだろうか?

 また、マグナーテンはセン馬のため、天皇賞には出走できない。また今年も「5000万ごと1K増」別定規定を通った馬は天皇賞から排除されるのだろうか?そして、次走と噂されているのが「第77回」中山記念。出走すればおそらく「ただもらい」になるだろう。
このページのトップへ