●第53回 農林水産省賞典 安田記念(G1)●
     6月8日東京11R 芝1600m、国際、定量、指定

     6月5日更新    変更点 新馬券発売 

05 ビリーヴ 56 安藤 08 ローエングリン 58 後藤
04 ボールドブライアン 58 柴田善 06 ダンツジャッジ 58 和田
12 ウインブレイズ 58 木幡 03 アグネスデジタル 58 四位

 買い目 ◎から枠連、馬単流し 計10点 9点

【 考察 】
 今年になってからの古馬G1レースはすでに3つ行われたが、その勝ち馬を下にまとめてみた。
レース名 変更点など  勝ち馬 G1勝ち
フェブラリーS 代替中山1800m  ゴールドアリュール 東京大賞典など
高松宮記念 第33回  ビリーヴ スプリンターズS
天皇賞春    ヒシミラクル 菊花賞

 この上記3頭に共通していることは、新馬券発売後しか重賞で連対していないことと、G1馬であること。
 今年の登録馬で該当する馬はビリ−ヴしかいない。正直に言うと、「新潟」スプリンターズS勝ちと「33回」高松宮記念勝ちのビリーヴがここも連対できると思いたくないのだが、他に候補もいないので、同じ馬でまとめるという形の、いわゆる「今期限定」で、ここも面倒を見るという形で考えたい。

 また、2着馬もまとめてみる。
レース名 変更点など  2着馬 重賞連対
フェブラリーS 代替中山1800m  ビワシンセイキ 東京大賞典2着
高松宮記念 第33回  サニングデール CBC賞
阪急杯2着など
天皇賞春    サンライズジェガー AR共和国杯

 天皇賞では、「定量」最終の菊花賞馬と「中山」AR共和国杯の勝ち馬が連対馬となったが、この両枠しか、新馬券のみでの連対はなかった。

 また、今年は同じような馬が続けざまに連対しているという事実がある。
 となると、新馬券発売後しか重賞実績を持たないウインブレイズ、ダンツジャッジ、ボールドブライアン、ローエングリンは押さえる手ではなかろうか。順位としては上記3レースの連対馬がG1、G2で連対歴があることから、第77回とはいえG2中山記念で連対のあるローエングリンを筆頭にしたい。

 他の馬では、ウインブレイズは昨年の福島回収馬として、使命を終えた雰囲気も見て取れるので、最終の押さえとして、残った両4歳馬を3番手、4番手の評価としたい。

 それと、新馬券発売後に始めてのJRA出走となるアグネスデジタルを対象馬の1頭として考えたい。


結果 6月11日更新
1着 △ 03アグネスデジタル 2着 -- 16アドマイヤマックス 3着 ○ 08ローエングリン
( ◎ 05ビリーヴ 12着 )

 終わってから気づくものである。
 今年のカク地優先権のあるG1は、ほとんどがTR1着馬の枠を起用していることに早く気づけば、8枠流しという手があってもよかったかもしれない。
レース 1着馬名 TR関連 備考
高松宮記念 ビリーヴ G2上TRなし 第33回
桜花賞 スティルインラヴ   次年外国産開放、取消
皐月賞 ネオユニヴァース スプリングS1着  
天皇賞春 ヒシミラクル 同枠 阪神大賞典1着馬  
NHKマイル ウインクリューガー 2着馬NZT1着馬  
オークス スティルインラブ 桜花賞1着馬 外国産馬開放、取消
ダービー ネオユニヴァース 皐月賞1着馬 青葉賞勝ち馬が2着馬
安田記念 アグネスデジタル 2着同枠 京王杯SC1着馬  

 G2上のカク地TRを持たない高松宮記念を除いては、ほぼすべてがTR1着優先権枠を持った馬で決まっている。マイラーズC勝ちのローエングリンの3着は何だという声も聞こえそうだが、5000万ごと1K増のマイラーズCよりもグレード増量制の京王杯を上にとったのだろう。

 
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