●第125回 天皇賞(春)(G1)● 5月1日更新 変更点 新馬券発売
買い目 馬連 4、5、7、12ボックスと枠連8−2、3、4、6の計10点 【 考察 】 天皇賞といえば、競馬界の聖域重量58Kを負担重量としている点に注目しなければいけないであろう。 安田記念、宝塚記念でも58Kではないかというかもしれないが、この2つは国際競走、3歳馬出走可となっているところが、いまだに「混合」化すらしていない天皇賞と大きく違っている点である。 そこで、「馬券の考え方」コラムの焼き直しとなるが、なぜ58Kかということを考えなければいけない。 となると、58Kで過去1年間に賞金を加算してきた馬を重視しなければいけないであろう。 資料 過去1年間58K賞金加算歴あり
登録馬23頭中、わずか4頭。この4頭が連対枠から全部漏れることはないとみて予想を組みたい。 そして、今回も公営馬は出走しないが、大阪杯の国際化により、いわゆる「カク地トライアル」のうち1レースだけを変更している。 資料 昨年以降、G1本体設計変更なし、TR1レースのみ変更有り
この表を見ると、マイルCS以外では、変更されたTRで実質優先権を得た馬が連対している。 今回該当する馬は16タガノマイバッハ。同枠配置された18シースルオールが前走白鷺特別(1000万下)で58Kを背負って勝っていることもあり、この枠は押さえたい。ただし、58KOP上加算のあるトーホウシデンなどと組むと思っていたので、評価を下げる。 そこで、今回であるが、最初にあげた58K加算歴のある馬を素直に上位としたい。 昨年もわずか1頭しかいなかった58K加算馬ジャングルポケットが約束されたかのように連対枠を守った以上、今回もこれは踏襲されるとみたい。 その中での上位は、04ツルマルボーイとした。私が買うとこないというすばらしい騎手であるが、過去1年以内に重賞のみの出走であり、昨年の京都大賞典(2着)までさかのぼるが、58Kを背負って重賞で連対した最新の馬であることを評価したい。 相手筆頭には前走58Kで勝った05トーホウシデンをあげる。 3番手に、新馬券発売後の加算歴のない07ダンツフレーム。逆に発売後しか重賞加算歴のない12ダイタクバートラムは阪神大賞典連対馬という評価と同枠が前年菊花賞馬ということで買い目に入れたい。 今回は絞りきれずに、点数が多くなったが、馬連5-7など魅力的な配当の組み合わせもあるのでご了承いただきたい。 結果 5月5日更新 1着 -- 11ヒシミラクル 2着 -- 14サンライズジェガー 3着 △ 12ダイタクバートラム ( ◎ 04ツルマルボーイ 4着 ) 新馬券発売下でしか重賞を経験していない7枠だけできまるならばまだしも、定量表記最終の菊花賞馬を勝たせるとは夢にも思っていなかった。考え方によっては、新馬券発売後しか重賞加算歴のない枠は6枠と7枠だけだったから、こういう結果があってもおかしくはないだろうけど、これを含めると何点あってもきりがない。そして、最終表記1着歴馬と代替開催が直前加算の2頭でまとめるということは、予期もせず。馬券としては、完全にあさっての方向だったので、きれいさっぱりとあきらめもつく。 また、聖域重量58Kと何の縁も無かった馬が連対するとは、これも全く考えず。HPの履歴にはないが、昨年ジャングルポケットを◎とした理由も単に阪神大賞典58K2着歴を評価したためであったので、今年も素直に信じてしまった。 連対枠の5頭すべてが阪神大賞典出走馬。3着馬以外はそこで歩いているわけだから何の因果関係があったのだろうか????。 |