●第44回 宝塚記念(G1)●
6月29日阪神11R 芝2200m、国際、定量、指定
6月28日更新、変更点 新馬券発売
◎ |
05 シンボリクリスエス |
58 デザーモ |
○ |
16 タップダンスシチー |
58 佐藤哲 |
▲ |
09 ツルマルボーイ |
58 横山典 |
△ |
02 アグネスデジタル |
58 四位 |
△ |
10 ヒシミラクル |
58 角田 |
△ |
12 バランスオブゲーム |
58 武幸 |
△ |
13 ダンツフレーム |
58 藤田 |
|
買い目 ◎から馬連流し 計6点
【 考察 】
馬単、3連複といった新馬券発売初戦であるので、本来なら新馬券発売後のみの重賞加算を持つダイタクバートラムから枠連流しで馬券は取れると考えたかった。今回に限っては「第44回」の開催回数があり、そうはいかないだろう。
また、出走したら無条件で狙う予定だったファルブラヴ、サラファンといった昨年のJC連対馬の名前も挙がった外国馬だが、結局は例年どおり(?)1頭も出走せず、今年も日本馬だけの争いとなった。
そこで、個人的には厩舎や騎手を含めてどうも好きになれないが、まず、今回も人気しそうなシンボリクリスエスの全重賞戦歴を簡潔にみておきたい。
外シンボリクリスエス 58K K.デザーモ(米国) 牡4歳 美浦 藤沢和厩舎 |
青葉賞 |
1着 |
定量最終、新馬券未発売 |
東京優駿 |
2着 |
新馬券未発売、10R設計に変更 |
神戸新聞杯 |
1着 |
定量最終 |
天皇賞秋 |
1着 |
代替中山 |
ジャパンC |
3着(2着同枠) |
22回、代替中山2200m |
有馬記念 |
1着 |
当日 6R⇔7R |
6戦走って連を外したのがジャパンCだけであるが、そのJCも2着同枠で馬券対象にはなっている。
そして、その6戦すべてが最終戦、代替開催、当日設計変更発生といった何らかの変更をうけている。
つまり、「1回きり」のレースで延々と走り、連対枠入りをしているという評価ができるだろう。
となると、今回の「44回、新馬券発売初戦」といったところを回収するにはぴったりのキャラクターではないかと考え、人気になりそうで嫌なのだが、ここを軸とする。未経験の58Kが気になるが、データ派により、長期休養明けはマイナスなどという話がまわって、間違って2番人気にでもなろうものなら、オッズ次第だが、単勝まで手を広げてみる予定だ。
さて、一方の相手馬だが、どのようにでも解釈できるのではないだろうか。
筆頭としては、シンボリの前走でもあった有馬記念の2着馬タップダンスシチーをあげる。2走前の「東京RCリニューアル記念」という、この先30年はないであろうレースを、ハンデ戦とはいえ58Kで勝ったことが大きいと考えたい。
3番手には、前年の2着馬であり、天皇賞秋でシンボリクリスエスと同枠を組んだツルマルボーイ、そして安田記念を勝ったことで解釈が難しくなったが、この年代まで走りきる馬として長期休養から復活したと見たいアグネスデジタルをその次の評価とする。
天皇賞連対馬のヒシミラクル、サンライズジェガーは新馬券でしか加算歴がないが、58Kで加算歴がある馬としての評価も怠れない。上位には定量最終の菊花賞勝ちを持つヒシミラクルをとりたい。
穴馬には「第77回」という同じ揃い目開催の中山記念2着馬バランスオブゲーム、こういうときによくあるV2ということでダンツフレームをあげる。
さて、コメントがここまで全く出てこなかったダービー馬ネオユニヴァースだが、勝ち上がった重賞が3歳時のもの、つまり、新馬券発売後のものばかりであることや、外国産開放初年の皐月賞勝ちのように、変更初戦をカバーリングしていく馬ではないだろうか。つまり、「馬齢重量」の菊花賞は勝負になるだろうが、今回は開催回数が気になるし、シンボリを本命とする以上、馬連で買うことはできない(最高でも3着枠)と考えているので、同じ3歳馬サイレントディールとともに無印としたい。
( 以上、6月24日更新 )
【 枠順を見て 】 6月28日更新
しかし、とんでもない枠になったというのが実感。シンボリとネオが同枠配置とは思ってもみなかった。本文でネオを無謀かもしれないが無印としたのには訳がある。直球でいうと、シンボリを軸とする以上、配当に妙味が無いということ。確かに、当日8Rと9Rの設計を入れ替えた日のダービー馬であることで、十分に通用する資質があるのかもしれない。ただし、変更初戦皐月賞や実質、来年も据え置かれるであろうダービーを勝った馬がここを回収できるのかどうかが疑問であったから、今回はあえて見送らせてもらった。また、アグネスとサイレントディールが同枠となり、3歳馬の同枠馬はいずれも、再現不可能なG1馬。これは何を意味しているのだろう。また、他のG1馬2頭も再現不可能な重賞で連対した馬が同枠配置されている。今回が「第44回」となったからなのだろうか。
すべては、明日のレースで明らかになるのだが、G1日にわけわからん番組をやって平気で競馬中継をつぶすテレビ局もわからん。まあ、どうせビデオでしか見れないのでいいのだが、だらだらとやってるだけの長時間番組をやる意図は何だろうか。でも、それをいうのならば、他にも中京開催中の競馬中継(日曜)の司会者を即座に変更して欲しいとか、いろいろあるので、まあ、これくらいにします。グリーンチャンネルに入れということなのかなあ? 最後は愚痴ですみません。
結果 6月29日更新
1着 △ 10ヒシミラクル 2着 ▲ 09ツルマルボーイ 3着 ○ 16タップダンスシチー
( ◎ 05シンボリクリスエス 5着 ) 枠連ゾロ目万馬券
【 再考 】
印をつけた馬の成績には満足。上から5頭の3連複ボックス10点買いで30290円のロングヒットを炸裂させることができたのだが、7頭も印をつけていたし、そこまではフォーカスとしてあげることができなかった。(でも5万くらいと思っていたので、意外に安いというのが本音)
さて今週は脱線が多く申しわけないが(原因はすべてフジテレビであるが……)、本題に入る。
「枠順を見て」で述べたように、G1馬と3歳馬が同居した2つの枠が消え、残る1つでゾロ目決着という、ある意味で非常にあっさりとした決着であった。さらに5枠の2頭が負担重量58Kでの加算歴(他には1.7.13.16の4頭)を有する点で共通していたが、これに踏み込めなかったのは、春の天皇賞の解釈(なぜヒシミラクルが勝ったのか)が最後まで解析できなかったからである。それと本文中にあるように、シンボリの変更戦キャリアに魅了されてしまったのが敗因であろう。(ネオと組んだときに嫌な予感はしたが、それはシンボリ2着の3−3ゾロ目であり、どっちにしても手は出なかった。)
施行条件の「国際戦58K」加算という視点から見ると、該当する馬はアグネス、ダンツとツルマルの3頭しかいなかった。同じ国際戦の金鯱賞連対という実績も加味してツルマルを3番手としたのだが、この馬だけ非G1馬。そういうことから考えると、単発キャラ(他に該当がいないという意味)のここから買ってもよかったかもしれないし、フォーカスを追加してもよかったかもしれない。
しかし、これで東海Sの椿事以来8連敗。さらに今月は2レース回避したが、結果は全敗。3連複1点的中などということがあると、えてしてこういった状況に陥ってしまう。そろそろ的中させなければいけないのだが、安直に守りの予想に入るのは自分らしくないので、若干の負けがあっても、攻めの予想をしていきたいと考えています。
また、ご意見等ありましたらメールをいただければ幸いです。
|