●第63回 皐月賞(G1)● 4月18日更新
      変更点 新馬券発売
12 サイレントディール 57 武豊 14 エイシンチャンプ 57 福永
06 サクラプレジデント 57 田中勝 08 テイエムリキサン 57 池添
11 ザッツザプレンティ 57 安藤 16 ブルーコンコルド 57 秋山

 買い目 枠連 6−7、3、4、6、8 と 3−7の6点

【 考察 】

 諸般の事情により、前週の桜花賞同様、またしても馬番付与後のアップとなってしまいましたことを反省しております。来週からは水曜までのアップ、修正があれば週末に追加という元のペースに戻したいと考えています。

 さて、本題に入るが、来年始めて外国産馬を向かる先週の桜花賞とは異なり、外国産馬出走可能になって2年目、そして、今年初めての外国産馬を向かえた皐月賞になる。(17タイガーモーション)

 ちなみに外国産馬がはじめて出走したダービー、菊花賞ともに外国産馬は、一応、馬券対象にはなっている。(ダービーはクロフネが1着同枠、菊花賞はエアエミネムが3着)

 となると、今回もタイガーモーションの入った8枠が馬券対象になるかもしれない。

 昨年はノーリーズンが単勝万馬券の大穴をあけたが、ワイド発売前年が枠連の揃い目で決まったことから見ても、今年はその逆をいく形になるのではないだろうか。

 その中で気になる馬は、サイレントディールをあげたい。ブラックカフェとサイレントディールの2頭しかいない前走非TR出走馬、新馬券発売と基礎重量変更(全馬共通)以外の条件を据え置いたきさらぎ賞で賞金を加算している点が他の17頭と違っている。スズカドリームの突然回避により、同様の毎日杯組が1頭も出走しないことで、同様のキャリアを持つ馬が他にいないこともあげられる。

 また、昨年のアドマイヤドンに引き続き、2歳王者エイシンチャンプが出走することも着目しなければいけない点であろう。ナリタブライアンのようにTRも勝ってここへ来ることもあり、一種の名馬となりうる時代背景、さらには馬齢施行の弥生賞連対馬が皐月賞連対枠に入ることが多いことから考えても、ここもあっさりなんていうことがあるかもしれない。比較していないので一概にはいえないが、朝日杯1着から3着馬が揃って出走という非常に珍しい年でもあるので、現在の伝統(?)通り、同じ馬でまとめあげるという構造がここでも続くのかもしれない。

 そこで、強引ながらまとめに入るが、重賞加算実績あり、優先権なしの2頭が組んだ6枠を軸としたい。相手には前述のように朝日杯1着から3着が揃うこともあり、その朝日杯組の3頭と、サイレントディールが「ゾロ目大王(?)」という事実もあって、同枠のザッツザプレンティ、2歳戦の実績があるブルーコンコルドを最後の穴目として狙いたい。


結果 4月21日更新
1着 -- 03ネオユニヴァース 2着 ▲ 06サクラプレジデント 3着 ○ 14エイシンチャンプ
( ◎ 12サイレントディール 6着 )

【 再考 】
 朝日杯のコピーありと読んで、枠連3−7を最後のフォーカスにしたが、朝日杯ではなくてトライアルのスプリングSをコピーしてきた。同じ馬を立て続けに起用することで、あらゆる馬のチャンスをつぶしているという、これまでの本年古馬路線と同じ事をしたわけだが、そろそろ古馬ではなくて、3歳馬にトレースされるきっかけかもしれない。

 考察としては、もし連対したら前例のない、3月以降未出走のサイレントディールに◎をうったが、スズカドリームの回避に伴う、前走賞金別定重賞加算歴を持つ馬がこの馬ただ1頭になってしまったことにすっかり気をとられてしまった。また、内国産馬最終戦でもあった桜花賞が、優先権のない7枠を起用した時点で、違いがあるとわかっていながらも、ヨコ(今年)の流れに沿った解釈をしてしまったことが悔やまれる。

  さらに、JRAのHPを見ていただきたいのだが、先週の時点で中山午前中の未勝利戦に番組変更があったことで前例は覆されると読んだのが最大の誤り。そうではなくて逆に、コピー戦実施の合図とうけとるべきだったか。 

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