●第23回 ジャパンカップ(国際招待)(国際G1)●
     11月30日東京10R 芝2400m、国際、定量、指定

     11月28日更新
     変更点 中山2200→東京2400、フルゲート16頭→18頭
10 ザッツザプレンティ 55 安藤 09 アンジュガブリエル 57 ジャルネ
13 ジョハー 57 ソリス 14 イズリントン 55 ファロン
05 シンボリクリスエス 57 ペリエ 07 ツルマルボーイ 57 横山典

 買い目 金曜日時点では枠連5-3.4.5.7と7-7、馬連5-7の計6点

【 考察 】
 海外から馬を招いて行う国際競走であるせいか、やはり非G1馬には基本的に出番はないようだ。ちなみに過去5年間では98年2着馬エアグルーヴ以外は当年G1連対馬。さらには日本馬で古馬ならばG2勝ちも求められているようだ。
年度 馬名 本年G1勝ち 本年G2勝ち(外国馬は国名)
98年 1着 エルコンドルパサー NHKマイルC 3歳馬
同枠 トキオエクセレント    
2着 エアグルーヴ (前年2着) 札幌記念、大阪杯
99年 1着 スペシャルウィーク 天皇賞春秋 阪神大賞典、AJCC
同枠 ハイライズ   (イギリス)
2着 インディジェナス 香港GC (香港)
同枠 スエヒロコマンダー   鳴尾記念
00年 1着 テイエムオペラオー 天皇賞春秋など 京都大賞典、阪神大賞典など
同枠 ティンボロア   (アメリカ)
2着 メイショウドトウ 天皇賞秋2着 オールカマー、金鯱賞
同枠 アグネスフライト 東京優駿 3歳馬
01年 1着 ジャングルポケット 東京優駿 3歳馬
同枠 ゴーラン 英2000ギニー (イギリス) 3歳馬
2着 テイエムオペラオー 天皇賞春 京都大賞典
同枠 トゥザヴィクトリー エリザベス女王杯 G2未出走
02年 1着 ファルブラヴ ミラノ大賞典 (イタリア)
同枠 インディジェナス   (香港)
2着 サラファン エディーリードH (アメリカ)
同枠 シンボリクリスエス 天皇賞秋 3歳馬、青葉賞

 まず、本年のG1勝ち馬は馬番順に2.4.5.8.9.10.13.14の8頭で同枠配置は5枠。その中でも、勝った重賞がいずれも次年条件変更される重賞である、3歳馬ザッツザプレンティに注目したい。

 G2は弥生賞6着、神戸新聞杯5着だが、3歳馬はG2を勝ってなくても問題はなさそうなので、さほど気にしなくてもいいかもしれない。同枠に日本馬ではなく、フランスG1馬アンジュガブリエルと組んだことが、この秋G1特有の非馬単世代の排除(メンバー的にもそうであるが)であることも意味されそうなので2頭同居のこの枠を軸としたい。

 相手は同枠馬アンジュガブリエルをあげる。枠連ゾロ目という組み合わせがそろそろあってもおかしくはないであろうし、G1馬同士ならば何ら問題もない。
 3番手には本年のBCターフ勝ち馬ジョハーとしたい。というのもG1ボーナスが制定された年にテイエムオペラオーがそのボーナスを持っていったように、制定された年にいきなり実現という話があるのがこの世界。この馬が全部まるごと持っていくということがあってもいいであろう。

 そのあとには、前述ジョハーと同枠のイズリントン。さらに同枠のスルーヴァレイとあわせて、7枠のカク外3頭という配置が気になる。昨年のように外国馬枠が来る、そして、来年からの新馬券(3連単)発売で日本馬が再び、なんてことが起きることも想定したい。そうなると、7枠起用が一番手っ取り早いことになる。

 最後に、以前、テイエムオペラオー―メイショウドトウの組が存在したように、2年連続で天皇賞秋の連対組となったシンボリクリスエス―ツルマルボーイを押さえておきたい。今年限りで引退するシンボリは以前、テイエムがメイショウをパートナーとしてワイド馬券初年を走ったように、非3連単時代の最後を飾ってもいいという意味である。


【 結果 】
1着 -- 01タップダンスシチー 2着 ◎ 10ザッツザプレンティ 3着 △ 05シンボリクリスエス

【 再考 】
 G1馬の同枠配置を受けた5枠が軸は○、ザッツザプレンティ(5番人気)の本命抜擢も○、2番人気ネオユニヴァースの無印も○、でも頭がない。

 ザッツザプレンティに関しては本文中で述べているので、ここでは省略します。アンジュガブリエルとの枠連ゾロ目を期待していましたが、前日でその手を使ってしまいました。
 
 また、勝ち馬タップダンスシチーは出走した日本馬では唯一の「国際」勝ちを持っていましたね。2着歴(賞金加算あり)で十分に通じると見て、ツルマルを選びましたが、その点のセレクションにミスがあったということでしょう。やはり、国際化が進む中では、国際加算歴も必要になるということでしょうか?

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