●第55回 農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)●
     12月7日阪神11R 芝1600m、2歳、牝、混合、馬齢、指定

     12月5日更新
     変更点 定量→馬齢
18 ロイヤルセランガー 54 福永 04 スイープトウショウ 54 角田
01 ヤマニンアラバスタ 54 松永 07 フィーユドゥレーヴ 54 藤田
12 ディアチャンス 54 ファロン -- --

 買い目 ◎から馬連流しと、○−▲の計5点

【 考察 】
 負担重量は昨年と同じ54Kだが、今年から馬齢重量になった。
 2歳戦では年間6レースしかない「牝、混合」であるが、サフラン賞以外で賞金を加算した馬(3頭)がここに出走する。

 1ヤマニンアラバスタ、4スイープトウショウ、18ロイヤルセランガーの3頭だが、この中で見ると、ヤマニンアラバスタはオープン上が未経験、スイープトウショウは秋デビューにもかかわらず、500万下をパスしてきた。そうなると、折り目正しく、新馬、未勝利、500万、オープン、重賞と全クラスを走っている18ロイヤルセランガーのキャリアがある意味で突出しており、他にもこのような経歴の馬はいない。
 ここが2歳牝馬の頂点を決めるとなれば、ここまできた道のりがどうかということを考えてこなければいけないであろう。そのため、「牝、混合」 加算と全クラス出走を評価して、18ロイヤルセランガーを軸としたい。

 相手には、ファンタジーSのコピーとなるが04スイープトウショウをあげる。ロイヤルとなら対極の組(ロイヤルは夏季出走あり、スイープは秋デビュー)となり、かつ、これまでの2戦とも牝馬限定戦であるこの馬が2歳戦をまとめてもいいであろう。

 3番手には、オープン上未経験であるが、同距離500万下赤松賞を勝った01ヤマニンアラバスタにしたい。昨年も1着同枠馬(ユキノスイトピー)が 赤松賞勝ち馬であったことからも、同距離戦の持つ意味はとてつもなく大きいものではないかと考えたい。

 他の馬では、8頭立て新馬勝ち、枠連ゾロ目の函館チャンピオンとなったフィーユドゥレーヴ、同距離未勝利戦勝ちのディアチャンスに注目したい。


【 結果 】
1着 -- 16ヤマニンシュクル 2着 -- 17ヤマニンアルシオン 3着 -- 15コンコルディア
( ◎ 18ロイヤルセランガー 4着(1着、2着同枠) )

【 再考 】
 節目といわれる55回開催で、昨年までとは違って牡馬混合戦でのキャリアをここで持ち込んだ結果となった。枠連ゾロ目という結末になったが、なぜ同枠馬であり本命馬だったロイヤルセランガーがこういう扱いを受けたかは再考する必要がありますねぇ。
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