●第28回 エリザベス女王杯(G1)●
     11月16日京都11R 芝2200m、牝、国際、定量、指定

     11月14日更新
     変更点 なし(当日 9R⇔10R)
03 レディパステル 56 蛯名 14 タイガーテイル 56 ジレ
01 アナマリー 56 スミヨン 05 スティルインラブ 54 幸
07 アドマイヤグルーヴ 54 武豊 15 ローズバド 56 横山典

 買い目 ◎の単複と馬連流し、○―▲の馬連 計8点

【 考察 】
 個人的には秋G1の中で最も相性のいいレースでもある。昨年のこのレースでの考察(見ていない方は、「2002年結果」からご覧下さい)であげたが、このレースでは牡馬混合戦での加算実績がものをいうレースと考えている。
 では、昨年の1着馬ファインモーションはローズS1着→秋華賞1着、と牝馬限定戦あがりではないか、というかもしれないが、同枠馬トーワトレジャーが唯一の牡馬混合重賞勝ち(新潟記念)である。

 前年1着馬ファインモーションが出走しないことで、マル外が出ずに初めて外国馬が出走することになった今年であるが、牡馬混合重賞での加算実績は、出走馬15頭中、外国馬2頭とレディパステルの3頭しかいない。この中では今回の負担重量56Kでの賞金加算実績と別定重賞勝ちをともに有するレディパステルを軸としたい。ちなみに当日は9Rと10Rの施行順を入れ替えるが、非馬単時代のオークス馬レディパステルにとっては都合のいい事態が発生したと考えたい。

 一方の相手であるが、G1連対のある前述の外国馬2頭(アナマリー、タイガーテイル)をあげる。同重量加算歴と別定重賞勝ち歴を持つローズバドと同枠に入ったタイガーテイルを対抗、単独枠となったアナマリーを3番手としたい。

 なお、その後であるが、新馬齢重量施行年に合わせたかのように3歳馬でそろえた3枠、4枠を注目したいが、その中では全戦を新馬齢重量下で過ごしたメイショウバトラーと同枠入りしたスティルインラブに注目したい。4枠の2頭は、重賞加算歴のあるアドマイヤグルーヴを上とする。あとは、タイガーテイルの同枠馬でもあるがローズバドを押さえとしたい。

 人気馬ばかりずらずらとあげてしまう形になったが、おそらく4〜6番人気のレディパステルからならば、ある程度の配当は期待できるであろう。

 最後に、最も恐れていることであるが、「エリザベス女王杯」という名の秋華賞を見せ付けられることである。前年出走歴もものをいうこのレースで3歳馬同士での決着というのは非常に考えづらいが、この組ならば、馬連も500円を切る配当になるだろうから、そのときはあっさりとあきらめたい。


【 結果 】
1着 △ 07アドマイヤグルーヴ 2着 △ 05スティルインラブ 3着 ○ 14タイガーテイル
( ◎ 03レディパステル 4着 )

【 再考 】 11月16日更新
 土曜日の時点で、馬連本線万馬券ということもあり、期待をしていたのだが、全く違った結果となった。スティル→アドマイヤならば秋華賞のコピーということもあり、分からないでもないのだが、なぜスティルが2着でよかったのだろうかが疑問である。全戦新重量制度下のメイショウバトラーと組んだのが良かったのであろうか。ちなみに、アドマイヤが勝つのならば、牡馬混合重賞勝ち馬が外国馬を除いてはいないということで、OP特別若葉S勝ちが大きなウェイトを占めたのであろう。

 印をつけた6頭中、5頭で着順掲示板を占めた。「5連複」などという馬券があったら的中していただろう。ちなみに予想ではスティルインラブをあげたが、あくまでも古馬との組み合わせという条件で、アドマイヤと組むのならば、秋華賞のコピースタイルとしか考えられなかった。となれば、解釈上に錯誤があったということなんでしょうね。
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