●第37回 関屋記念(G3)●
昨年までの8日目施行から、函館2歳Sと入れ代わり6日目施行に変更となった。 登録馬を見てみると、3歳馬と別定規定による増量馬がいないこと、前年の1着馬マグナーテンの登録、スカイアンドリュウ、トウショウアンドレと1年以上の休養明けがいることが目に付く。 おそらく、前走レコード勝ち、新装新潟3戦3勝の実績馬マグナーテンが一本被りの人気となるであろうが、ここから見ていきたい。 マグナーテンの昨年夏以降 朱鷺S1着(現存せず、本年は1600万下の設計) →関屋記念1着(8日目施行最終) →(未連対4戦) →NSTオープン1着(6日目1800mから2日目1400mに変更、1着賞金の減額) 開幕週のオープン特別を勝ち上がって参戦することは同じだが、勝ち上がったレースがすべて日程や条件を変更したレースである。 そこで負けたレースである、毎日王冠、富士S、マイラーズC、京王杯SCの4戦を見ると、毎日王冠の国際G2認定以外は前年と基本的には同じ条件でレースが行われている。新設戦に強いのか、それとも二度と存在しないレースでしか加算できないのかは、今週のレースを見ないとわからないが、2歳のレース体系が整備されてきており、また、新潟でしか夏のマイル戦が組めないことを考えても、おそらく来年以降もこの流れは変わらないであろう。つまり、ここから動くことは考えづらいというわけだ。 となれば、出走取消と枠のゾロ目にでもならない限り、「最終戦」でしか加算できないマグナーテンを外して考えることになる。 現在までの流れを見ると、長期休養明けのスカイアンドリュウ、トウショウアンドレは言い方は失礼だが、「役割の終わった馬」と考えたい。残りを見てみると、アグネススペシャル、ウインブレイズ、ビッグフリート3頭は今回初の重賞出走になる。 ラジオたんぱ賞、七夕賞がそうであったが、新しい時代には新しい番組設計をわたってきた馬を用意し、その馬に連対枠を示唆させるというやり方が現在のやりかたではないだろうか。 ここでは、どの馬が組み込まれるかわからないが、前述の3頭の枠のボックスで考えたい。 結果 1着 -- 08マグナーテン 2着 --07 ミデオンビット 3着 ○ 04ビッグフリート |