●第38回 農林水産省賞典新潟記念(G3)●
買い目は上位3頭の単勝、馬連3頭ボックスの計9点 新装新潟に変更されてから、2年目となり、ある程度は今後の方向性が見えてくるレースになるだろう。施行場が小倉と新潟の違いだけで、芝2000m、G3、混合、ハンデ、特指という中身的なものは先々週の小倉記念と同じであり、結果的には大きく変わらないのではないか? 同じ「農林水産省賞典」である函館記念も含めて、過去1年間ずっとオープンクラスで走りつづけた馬が直接連対したケースはない。 また、連対枠に「入れてもらえた」のは函館記念1着同枠のエーピーグリードと2着同枠のクラフトマンシップの2頭のみ。 また、前述のエーピー、クラフトマンはともにオープンでの賞金加算がハンデ戦のみだった点を中止してみたい。 となると、今回人気になりそうなエアスマップは昨年のオールカマー1着、今年のエプソムC2着の2レースが、アメリカンボスは有馬記念2着という実績が邪魔をすることになるので、この2頭の枠はないと見ている。 同様に実績からいうと、昨年の福島記念で枠連ゾロ目万馬券という変則(?)決着となったレースの1着馬でもあるミヤギロドリゴは2着のサイレントセイバーとセットにならないと不要と考える。 また、条件戦を経験した馬は全て、特別戦で加算して上のクラスに上がっていることから見ても、平場戦を3K減で加算したアグネススペシャル、前回の連対が1600万条件で2着のエイシンワンシャン、マヤノアブソルート、さらには1600万を飛ばしてオープンを勝ってしまったウインマーベラスも今回は歩いてもらおう。さらに、函館、小倉両記念の連対馬は前走は条件ならば勝っていた。そこで、前走条件で負けているエイシンワンシャン、シンボリビンテージ、タイムフェアレディ、ダービーレグノ、チョウカリョウガ、ロードフォレスターも今回は対象から外したい。 となると、残っている馬は登録馬19頭のうち、たった6頭。 ここで競走能力から考えると、オープンで馬場掃除(?)に励んでいるメジロロンザンなどよりは1600万を勝ち上がったブラザータイクーン、1000万をこの夏に勝って勢いのあるトーワトレジャー、ダンディラッシュ。この3頭を今回の中心として考えたい。一応、1600万Vを評価して、ブラザータイクーンを◎としたい。相手にはトーワ、ダンディを上げたが、穴としてはタイキブライドルの同枠を注意している。 結果 ◎ブラザータイクーン不出走 1着 ○ 01トーワトレジャー 2着 -- 04アグネススペシャル 3着 -- 11ダービーレグノ 配当 単勝 590円 |