●第37回 農林水産省賞典小倉記念(G3)●
北海道とは違い、こちらは前年と据置の条件で施行される。ハンデ戦に変更後、再度オープンを「知らない」馬一頭と、通年オープン一頭で組み合わされている。今回はハンデと別定、冠名などの違いはあるが新馬券発売後に行われた先行北九州記念に習って考えてみたい。 北九州記念では前年連対馬ロサードが2着を守った。今回も同じ形でというならば、前年2着のトウカイオーザが出走せず、2着同枠のマヤノアブソルート(3着)も回避濃厚(博多Sへ)となれば、ただ一頭連対枠から出走するトップハンデを背負うロサードの一人(?)舞台と なるであろう。また、弱者救済という観点を持つハンデ戦を別定戦の北九州記念組が制圧してしまったら、「弱い馬」の出番がなくなってしまうので、それ以外の北九州記念上位馬は今回は参加賞狙いに徹するのかもしれない。 相手には「小倉サマーシリーズ」の頂点であることを考えると、やはり小倉で条件を勝った馬がふさわしいのではなかろうか。一昨年の1着馬ミッキーダンス、昨年の2着馬トウカイオーザともに、夏季小倉競馬で現1000万下芝2000m特別勝ちをおさめている。これに当てはまる馬がアラタマインディだ。 そこでこちらは、ただ一頭しかいない「小倉夏番組条件戦加算あり」のキャリアを持つアラタマインディの単複とロサード、さらに北九州記念で惨敗したトウカイパルサー、パラダイスヒルズへの馬連を考えてみたい。 結果 1着 ◎ 08アラタマインディ 2着 -- 12イブキガバメント 3着 -- 02マヤノアブソルート 単勝 830円 複勝 250円 |
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