●第7回 テレビ西日本賞 北九州記念(G3)●
新馬券の「馬単」「三連複」がこの開催から全国発売になる。 ただし、福島エリアでは既に先行発売されているため、そこのデータを使ってみたい。古馬対象のレースは先週の七夕賞がのみで結果は以下の通り。 1着 イーグルカフェ 前1年以内加算は武蔵野S2着のみ(本年から国際競走認定) 全戦オープン 同枠 ユキノサンロイヤル 馬単あり1000万下加算あり 2着 ロードクロノス 前1年間加算なし、全戦オープン 同枠 ベルボクサー 1000万下条件連勝 まともにオープンでキャリアを積んだ馬がほとんど出走していないこともあるが、オープンでの加算実績が完全に用なしとなっており、1000万下を経験した馬が連対枠の相手を構成している。 ただし、七夕賞は前年が記念競走のサブタイトル付で、なおかつ今年は「夏季番組」へ移行したレース。北九州記念は新馬券以外の変更点はない。 そのため、七夕賞の結果の逆をいってみたい。 丸一年間、賞金加算実績のなかった馬は登録馬16頭中、ヴィエントシチー、ダイイチダンヒル、トウショウノア、トーホウドリーム、パラダイスヒルズの5頭。この5頭のいる枠が連対すると、七夕賞と同じになってしまうため、彼らには「歩いて」もらう。 また、新設1000万で賞金を加算した馬は、シーパッション、ラムセスロードの2頭。その後に京阪杯2着で賞金を加算したラムセスは残し、1000万V後、賞金を加算していないシーパッションも「歩く」候補である。 七夕賞の逆を考える以上、据置オープンで「まともに」賞金を加算した経験のある馬を中心に考えたい。 七夕賞連対馬のキャリアと対比され得る馬はオープン特別をきちんと(?)勝ち上がったトッププロテクター、バンブーマリアッチ、パープルエビス。その中で7頭立1着のトップは馬連未発売競走での加算と考え、評価をさげる。 さらに、今年、日程を変更した小倉大賞典、愛知杯をそれぞれ勝ったタマモヒビキ、トウカイパルサーは同じようなキャリアを積んでいることもあり、両方出る限り、同枠にでもならないと勝ち目はないと考えたい。 結論として ここまで来てまったく馬名を挙げていないロサードがどの枠に入るかで話は大きく変わってくるのではないかと考えている。今回の登録馬のうち、唯一の増量馬である彼(?)が一頭枠やオープンのみの馬と同枠になった場合はここを無視することはできないであろう。 一概には言えないが、前述5頭プラスシーパッションの枠を抜き、ロサードからパープルエビス、バンブーマリアッチの枠を本線、ラムセスロードを抑え、あとは縦目を軽くという買い方を考えている。 結果 1着 -- 02トッププロテクター 2着 ◎ 11ロサード 3着 -- 03トーホウドリーム 枠連 570円 |