●第34回 函館2歳ステークス(G3)●
04 セイウンバクフーン 54 北村 08 ホワイトカーニバル 54 小野

 先週の関屋記念は、単勝1倍台のド本命マグナーテンを外して考えたが、枠連がゾロ目になる技を繰り出されてしまった。再考をする必要があるだろう。

 さて今週の函館2歳Sから2歳重賞がスタートする。今週は昨年までの8日目施行であることに変更はないが、JRA発行の夏季競馬番組には、わざわざ「1週繰り下げ」の記載がある以上、今までとは違うと考えていいのかもしれない。そして新馬券発売下で行われた以上、昨年とは何かの変更が行われていることが必要になろう。

 たいていこういうときには、今までのレース史には出てこない「新キャラ」が登場するのが常であるが、今回は今年から始まった「阪神」新馬戦勝ちのトーホウアスカや「福島」新馬戦のハローマイフレンド、ハートオンウェーヴがいる。こういう馬を目印にして枠を組むのではなかろうか?。ただし、この手を昨年(33回)の1着同枠馬スピードオーバー(新装新潟デビュー)で使っている点が気になるし、「新キャラ」 組がもしそのまま来てしまうと「函館」2歳Sを他場デビュー組がとってしまうことになり、来年以降の流れに影響を及ぼしてしまう。そこで、今回は昨年同様「同枠馬」にとどめておきたい。

 となると、函館経験馬をみることになるが、昨年と同設計のレースを勝ち上がった馬は実質的にはおらず、(無理を言うなら新馬券発売以外の変更点のないラベンダー賞組だが)、どれが来ても新時代のサンプル!!といえるだろう。しかし今回は当面なさそうな「祝日」競馬を勝ち上がったアタゴタイショウ、エースオブハート、フジノタカネ、及び同日連対馬のハートオンウェーブ、マイネルモルゲン、さらには6頭立ての取消戦を勝ち上がったサマーオブキングスの6頭は来年同じことを再現させることは難しいと見て、今回はないと見ている。

 残った馬を見てみると、函館1200m勝ちのキャリアを持つ馬はセイウンバクフーン、ホワイトカーニバルの2頭。このどちらかが今回の1着馬となるのではなかろうか?

結論として

 この2頭の枠の「どちらか」が連に絡むと考えている。ではどちらかということになるが、他場デビュー組の前述3頭(トーホウアスカ、ハローマイフレンド、ハートオンウェーブ)と同枠になったほうと考えている。また相手は芝1200m以外で勝ちあがった馬で組まれた枠を考えているが、今回は連を買わずに枠を見て、セイウンバクフーンかホワイトカーニバルの単勝、複勝を買って、眺めながら今後の検討材料としたい。

結果
1着  -- 01アタゴタイショウ 2着 -- 09トーホウアスカ 3着 -- 13マイネルモルゲン

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