●第38回 農林水産省賞典 函館記念(G3)●
06 トーワトレジャー 50 武士沢 15 エアギャングスター 55 松永
12 クラフトマンシップ 55 勝浦 03 ブリリアントロード 55 山田和
-- メジロロンザン -- ---- 14 ロードクロノス 56 岡部
08 エーピーグリード 54 中舘  

 昨年までの6日目施行から、開催が一週間遅れたことにより、4日目施行に変更となった。
 「農林水産省賞典」のサブタイトルがあるので、一概に一くくりにするわけにはいかないだろうが、新馬券発売後の変更戦は先週も逆サンプルであげた七夕賞がある。
(先週分再記)
1着 イーグルカフェ 前1年以内加算は武蔵野S2着のみ(本年から国際競走認定)
             全戦オープン
同枠 ユキノサンロイヤル 馬単あり1000万下加算あり
2着 ロードクロノス 前1年間加算なし、全戦オープン
同枠 ベルボクサー 1000万下条件連勝  

考察1 
 新馬券発売下で賞金を加算したユキノサンロイヤルが1着同枠馬。さらに連対馬は前1年間オープンに出走し、1着加算がない。この点を見てみると、新馬券発売下で賞金を加算した馬は、1000万下特別1着のトーワトレジャー、七夕賞2着のロードクロノスのわずか2頭しかいない。この2頭がともに連対枠から外れることはないのではないか?

考察2
 相手には七夕賞の例にならって、前1年間で1着加算のない、エアギャングスター、エーピーグリード、オースミタイカン、クラフトマンシップ、ブリリアントロード、ミスキャスト、メジロロンザン、ロードクロノスの8頭をあげたいが、準オープンや1000万下を走っているオースミタイカン、ミスキャストを外した6頭が相手候補となるであろう。この6頭の入った枠すべてが連を外すことはないと考えている。

考察3
 連対馬の同枠に入った前走1000万馬。今回はトーワトレジャー、メイショウラムセスの2頭がいるが、昨年の七夕賞開催時の福島競馬番組には「900万下」。しかし今回の2回函館競馬番組には昨年から「1000万下」の記載があるので、今回は同じようには行かないであろう。メイショウラムセスをどう扱うかは注目したい。というのも、前1年間の連対実績は、本年に存在しない競走で積み重ねられているので基本的には取り消し戦となったときの目印枠となるのではないか。
 メイショウラムセス
 2001年NSTオープン 2着(6日目芝1800m施行、本年は2日目芝1400m)
 2001年カシオペアS  2着(祝日施行)

注意点
 今週の週刊競馬ブックによる登録馬一覧を見ると、日曜日最終予定の「かもめ島特別」は登録頭数がフルゲートと同じ14頭。牝馬限定戦のため、回避する馬は少なく、12頭程度は出走するであろうが、頭数が少なく、10Rや9Rに変更される可能性もあるので注意されたし。

結論として
 先ほど最後にも書いたが、レース順にも気を配りたい。一応、変更はされないという考えで書いている。新馬券下で賞金を加算したトーワトレジャーが連対枠の軸となるであろう。相手には加算実績を持たないエアギャングスターなど考察2でとりあげた6頭をあげておきたい。

結果
1着 --  07ヤマニンリスペクト 2着 -- 11トップコマンダー 3着 ◎ 06トーワトレジャー
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