●第38回 札幌記念(G2)●
本年から4日目施行になった。G2昇格後の97年から昨年までを見ると、ワイド発売の前後できれいに変更されている。 97年 1着 エアグルーヴ 2着 エリモシック ともに旧5歳馬 1着馬は増量馬、G1馬 98年 1着 エアグルーヴ 2着 サイレントハンター ともに旧6歳馬 1着馬は増量馬、G1馬 99年 1着 セイウンスカイ 2着 ファレノプシス ともに旧5歳馬 1着馬は増量馬、G1馬 (ワイド発売開始) 00年 1着 ダイワカーリアン 2着 エアギャングスター 前走北海道 旧8歳と旧5歳 01年 1着 エアエミネム 2着 ファイトコマンダー 前走北海道 3歳と5歳 この2年間は、増量馬が全滅し、前走北海道組、別世代決着という形をとった。 今回は、どのような手が出るか見なければわからないが、少なくとも今年と同じような形を来年以降も使っていくだろう。 4日目に変更されたことから、新しいキャラクターと来年に繋がる経歴の持ち主が選ばれてもいいだろう。となると、「函館市市制施行80周年記念」とサブタイトルの入った巴賞を勝ったヒマラヤンブルーなどは完全に蚊帳の外と見ている。(来年以降、このサブタイトルの入ったレースは二度と存在しないから) しかし、この2年出ていないこと、さらに、昨年出走したジャングルポケットがコケたことから考えてみると、登録馬中唯一のG1馬&増量馬のテイエムオーシャンはよくて3着ではないだろうか? 今回は今までお呼びがかかっていない、この中間点に位置する馬を考えてみたい。 つまり、「増量されているが、G1馬ではない。」、「前走が北海道以外」に出番がそろそろ来てもいいのではないだろうか。登録馬中ではマチカネキンノホシただ一頭があてはまる。岡部ー藤沢ラインという個人的には買いたくない組み合わせだが、今回はここを本命としたい。 一方、肝心な相手だが、6歳、通年オープン出走を本命とするため、相手にはこの逆を取りたい。つまり、条件戦出走ありの6歳以外。となると、キングフィデリア、コイントス、 ゴーステディ、トップコマンダー、トップコマンダー、ニホンピロニール、ヒマラヤンブルー、プレシャスソングと8頭もいるが、北海道で加算したコイントス、トーワトレジャーは押さえにし、オープン、北海道戦をまったく経験していないニホンピロニール、プレシャスソングを二番手候補に、出走取消のあった京都記念と同様に出走取消戦で賞金を加算したキングフィデリアをその次にあげたい。 結果 1着 -- 14テイエムオーシャン 2着 -- 03トウカイポイント 3着 × 07コイントス ◎ マチカネキンノホシ 16着 備考 マチカネキンノホシ 騎手 横山典 → 千田 ところで、テイエムはここを勝っていいのだろうか????? |