買い目は◎の単勝、馬連、馬単ながしの計5点。

　後述する毎日王冠等の関東のレースとは違い、昨年とまったく変更なく行われる。
　昨年は、ステイゴールドが1着失格を食らったレースでもあるが、（個人的には関西馬でしか勝てない関東のヤネの問題とも思っているが）、その被害馬となったナリタトップロードが今年も出走することで人気になりそうだ。

　ただし、ここは2番人気が予想されるツルマルボーイから入りたい。
　別に調教師試験受験を表明し、来年2月で引退確実な河内騎手への餞別というわけではない。このレースを見ると、過去5年間は前1年以内にG1で連対した馬が連からすべて外れたことがない。今年の該当馬は、宝塚記念2着のツルマルボーイただ1頭。そのため、ここを軸としたい。
　一方、もうひとつのデータとして、過去3年間は、前年の京都大賞典で連対枠に入った馬が必ず連対しているという事実もある。

　参考

	前年京都大賞典	過去1年間G1連対
2001年
1着　テイエムオペラオー	京都大賞典1着	天皇賞春、宝塚記念など
2000年
1着　テイエムオペラオー		天皇賞春、宝塚記念
2着　ナリタトップロード		菊花賞
2着同枠　ツルマルツヨシ	京都大賞典1着
1999年
2着　メジロブライト	京都大賞典2着	天皇賞春2着など
1998年
1着　セイウンスカイ	４歳馬（旧）のため 出走不可	皐月賞
2着　メジロブライト		天皇賞春

　これを見ると、昨年1着のテイエムオペラオーは既に引退。2着のスエヒロコマンダーが出走予定となっており、この傾向が続くのかもしれない。ならば、相手の筆頭に上げてもおかしくないのではないか。
　その他では、上がり馬であり、馬連を売らなかった日経賞2着の実績を有するタップダンスシチーを連対候補としたい。