●第50回 神戸新聞杯(G2) (3着まで菊花賞優先出走権)●
◎ |
10 レニングラード |
56 池添 |
○ |
16 ローエングリン |
56 横山典 |
▲ |
01 オペラカスタム |
56 河内 |
△ |
12 シンデレラボーイ |
56 福永 |
△ |
05 マイソールサウンド |
56 本田 |
× |
13 ダイタクフラッグ |
56 太宰 |
買い目は◎の単勝、◎から枠連流し
レース設計そのものは、昨年と変更はなく、違いは新馬券が売られることだけである。
前週と同様に単純に走力だけでランク付けをすれば、シンボリクリスエス、ローエングリンの順であろうが、一応、登録馬22頭を3種類に分けてみたい。
1−1. 新馬券発売レース未経験(春季までに重賞加算歴あり) 計5頭
キーボランチ、シンボリクリスエス、タイガーカフェ、ノーリーズン、メガスターダム
1−2. 新馬券発売レース未経験(春季までに重賞加算歴なし) 計6頭
アンフィトリオン、エーディーダイオー、オペラカスタム、マイソールサウンド、マイネルプレーリー、ローエングリン
2. 新馬券発売レースでの賞金加算あり 計8頭
コバノシャーク、シアトルリーダー、シンデレラボーイ、セイコーアカデミー、ナムラサンクス、ナムラハクシャ、ヒシミラクル、レニングラード
3. 新馬券レース経験あり、賞金加算なし 計3頭
シルクフェイマス、ダイタクフラッグ、テイエムマズルカ
同様に菊花賞TRとして行われた、先週の「新潟」セントライト記念が新馬券を知らない馬の枠で全てが決まった。
当分ないであろう「新潟」セントライト記念で新馬券を知らない馬で決まったのならば、今回は当然その逆をとりたい。
つまり、前述1の組ではなく、2の組が重視されるのではないか?ということである。
過去2年間は、夏季条件戦を経験してきた馬が連対枠の片方を占めている。そしてその2頭(フサイチソニック、サンライズペガサス)には夏季で同距離2000mのレースを走り、連対してきた実績がある。このキャリアを見てみたい。
今回、2の組の中で2000m連対馬はシンデレラボーイ、ナムラサンクス、ヒシミラクルの3頭。
しかし、この3頭の加算してきたレースは、まともなレースではない。
というのは、
シンデレラボーイ 日南特別1着 10R予定から11R施行に変更
ナムラサンクス 愛知杯出走 ハンデ49K
西部日刊スポーツ杯1着 発走時間遅れ
ヒシミラクル 野分特別1着 8頭立(馬連すら発売なし)
来年、再現することがいずれも難解なレースである。
ただし、出走取消などが発生したら、これもそう簡単に再現できるものではないため、ここから大穴狙いに走りたい。
そのため、今回は違う角度からの夏季番組経験のキャリアを見てみたい。
登録馬を見ると、異色の馬はやはり、宝塚記念に出走したローエングリン、夏季番組に移行したラジオたんぱ賞2着のレニングラードであろう。
スプリングSなどの重賞挑戦もことごとく惨敗し、ダービーで4分の3の抽選に漏れながらも宝塚記念で3着となり力を見せたローエングリン、春季番組できっちりと500万下を卒業し、ラジオたんぱ賞で連対したレニングラードの2頭は、春季G1出走馬とは違った形での成長を見せているとみたい。
また、昨年1着馬エアエミネムが春季重賞未経験で、札幌記念とここを連勝したという過去の結果もこの2頭を後押ししてくれるのではないだろうか。
なお、相手には1000万加算の馬の中から、昨年と変わらない条件で行われた松前特別を勝ったオペラカスタム、前述の3頭の中から、春季は3歳限定のみを走り、夏季番組で1000万を卒業したシンデレラボーイ、春季3歳1000万を走ったマイソールサウンドと、G1組の中からは別定重賞のみ連対していることがエアエミネムと共通しているダイタクフラッグをあげたい。
結果
1着 -- 09シンボリクリスエス 2着 -- 15ノーリーズン
(◎ レニングラード 5着降着(1着同枠) )
枠連 5−8 310円 馬連 09-15 720円
本命馬、対抗馬ともに走らず、同枠の人気馬同士での決着。何をもってシンボリがここを走る必要があったのだろうか?ある程度レースが進んだ時点で考えなければいけないだろう。
ただし、同枠馬同士ということは、ある程度の目印のつけ方はあっていたのではないだろうか?
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