●第38回 京王杯2歳ステークス(G2)●
買い目は◎から枠連流しだが、◎の同枠に500万下を経験した馬がいなければ、その他の枠連ボックス。 よくよく考えると、今年の2歳戦は全敗しているので、今回ばかりはきっちりととってみたいものだ。ただし、解釈が間違った方向へ行ってしまうと、結果もあさっての方向へ行ってしまう。本当に馬券での勝者を目指すなら、サンプルなきレースでもあり、見送りが妥当であろう。 先週の本命馬タガノラフレシアがファンタジーSではなく、こちらに矛先を向けてきた。ここまでは本命とさせてもらう。先週も同じようなことを書いたが、この馬の持つ、新設マリーゴールド賞とカンナS、代替開催のアイビーSなどでの連対実績が、来年存在しないこのレースまで通用し、この後は大きな変更のあるレース以外は、馬群に沈んでいくのではないだろうか。 また、先行G2デイリー杯2歳Sでは、前年に存在しないレースを勝ち、500万未経験の馬が連対枠の4頭となった。デイリー杯と同じことをやったらただのコピーとなり、こことの違いが全くなくなってしまうので、おそらく何らかの違いを求めるのではないだろうか。 さらにはタガノラフレシア自身も500万下は未経験なので、今回はデイリー杯連対枠組にいなかった500万下経験馬を中心に考えたい。該当する馬は、エースインザレース、キョクイチバンブー、ソーアラート、トリアノン、マイネラベンダー、マルブツタイクーンと6頭もいるが、その中では500万を勝っているキョクイチバンブー、マイネラベンダー、マルブツタイクーンの3頭を相手として考えたい。順位付けとしては、ここと同じ代替中山でオープン入りを果たしたマイネラベンダーを上位としたい。 結果 1着 -- 01 ブルーコンコルド 2着 ▲ 03マルブツタイクーン 3着 -- 07 カラメルアート (09タガノラフレシアの同枠馬が500万未経験のため、○▲△のボックス予想) 繰上本命 05 マイネラベンダー 7着 無茶な構成をしたことは、理解していたが、「解釈が誤っていれば、明後日の方向へ行く」 ので、本来なら見送り妥当と書いた部分だけ当たり、タガノラフレシア、マイネラベンダーはものの見事に失速してしまった。こういうところだけが当たるのも寂しいものだ。 ただ、タガノラフレシアがなぜ失速したかをもう一度見直す必要があるが、重賞未経験がひっかかったのかもしれない。OP特別を経験せず、重賞2着歴のある馬を1着に持ってくるのならば、デイリー杯2歳S1着のシルクブラボー(重賞未経験)と対比しても、それしかなかったのかもしれない。 |