●第45回 サンケイスポーツ杯阪神牝馬ステークス(G2)●
買い目 ◎から△までの馬連流しと◎の単複、注の複勝 計9点 ただし、◎、注の複勝はそれぞれ2倍以上が条件 条件を見ると、同じ条件(特指、牝、混合、別定)で行われている重賞は存在しないし、古馬の出走できる牝馬G2もここのみなので、他にサンプルのないレースでもある。 昨年は馬主が元JRA調教師の公営馬プラセールが出走したが、今年は登録段階からいない。 となると、昨年同様のことが起きるかというと疑わしい。 そのため、両面から考えたい。 まず、同じことがおきる場合。 昨年から名称が「特別」から「ステークス」とかわっているが、その変更された昨年は「牝、混合」重賞出走歴を前1年内にもち、さらには同距離で過去1年以内に勝っている4頭が連対枠に入った。 今年の登録馬25頭では、カネトシディザイア、シアリアスバイオ、ダイヤモンドビコー、チャペルコンサート、ミツワトップレディのわずか5頭しかおらず、さらには、昨年1着馬エアトゥーレは過去1年間、全戦牝馬限定で走っていた。今年、該当する馬はチャペルコンサート。そのためここを軸としたい。 今度は、逆にこれと違うことが起きる場合。 来年の番組概要と春季番組表が発表されたが、実は上記5頭が賞金を加算したレースの全部又は一部が来年は存在しない。 特に驚いた点は馬齢重量の改正(3歳牡馬56K !! )に伴い、菊花賞、秋華賞の秋季3歳G1、弥生賞、スプリングSなどのクラシックへのTR、2歳重賞などが、「馬齢重量」で行われること。 これを踏まえると、一年間全くといっていいほど仕事をしていない馬が、来年への橋渡しをするためにここで復活するなんていうシナリオが描かれていてもおかしくはない。 そうなると、1年間重賞に出走するも、全く出番のなかったローズバドの復活などという話があっても驚くには値しない。 そのため、今回はチャペルコンサートからの馬連とオッズ次第だが、ローズバドの複勝を中心として馬券を買いたい。 結果 1着 ○ 09ダイヤモンドビコー 2着 -- 03オースミコスモ 3着 注 05ローズバド (3着複勝 260円) ( ◎ 01チャペルコンサート 9着) 牝馬で大威張りのダイヤモンドビコーが、3歳牝馬G1&トライアル全戦出走のオースミコスモと組んで馬券となったが、ともに牝馬限定戦しか加算歴がなかったことは注目に値する。オースミは連闘での出走となったが、その前走の中日新聞杯をはずせば、◎のチャペルコンサートよりもダイヤモンドビコーとならば組めると考えることも可能であったかもしれないが、これはすべて後解釈にしかすぎない。 また、ローズバドの復活という面も複勝馬券の回収ではあっていたが、連対馬としての復活を考えていただけに、なんともいえない複雑な気分である。 |