●第37回 デイリー杯2歳ステークス(G2)●
10 アタゴタイショウ 55 菊沢徳 09 マイネルモルゲン 55 福永

 《 基本は見送り。 もし買うのならば、買い目は両馬の単勝。》

 昨年から2歳Sの名称に変わり、重量も変更された。今年は新馬券の発売もあり、サンプルを特定していくことが非常に難解なレースでもある。
 昨年は、新馬戦を勝ったばかりのファストタテヤマが突き抜けたレースだったが、6年ぶりに新馬戦勝ちから直接G2を勝ったレースでもあった。その6年前は大震災の影響もあった「7回京都」開催。新馬券発売のなかった昨年が一回ポッキリのレースだったならば、今年は昨年の逆を行くことになるだろう。

 そうなってしまうと、新馬勝ち後すぐの出走(つまり、オープンなどを経由しない)となる馬が用なしになるということ。15頭の登録馬のうちこの条件で消すと、残るのは9頭。
 代替新潟、7頭立て(馬連未発売)、新設というカンナSを勝ったシルクブラボーは次にどこで出番が来るのだろうか?
 同じように、新馬券を売っていない時期に勝ち上がったシルクコジーン、ダンツワンダーの2頭とともに、次に出番が来るのはどこなのだろう?

 上記3頭が連対したら、来年、新馬券未発売のレースで加算することは事実上不可能になり、同じことを繰り返し、引き継ぐという観点から見ると、来年へつなげる何らかのシルシをここで示す必要があるのではないだろうか?

 そこで来年へつなげるものがないという観点から、先に書いた3頭は無印とする。
 また、ともにG32着という同じような経歴でくるブルーコンコルド、ヨシサイバーダインも来るなら両方。どっちかだけを買うということは難しいであろう。

 ということで消していくと、残った馬はアタゴタイショウ、エイシンチャンプ、チキリテイオー、マイネルモルゲンと公営馬のオペラコロナリーの計5頭。

 最初のG2ということから、夏競馬の2歳戦のまとめという見方や、昨年の1着馬が札幌で勝ったことから、北海道戦を重視していると考えることもできるので、今回は秋の阪神で勝ち上がったエイシンチャンプ、小倉勝ちのチキリテイオー、ステップ戦から直行しなかった公営馬オペラコロナリーの評価を一段下げ、残り2頭を中心としたい。


結果
1着 -- 13シルクブラボー 2着 -- 11ブルーイレヴン 3着 ○ 09マイネルモルゲン
◎10アタゴタイショウ 着外
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