●第43回 宝塚記念(G1)●
昨年までの連対馬を天皇賞、国際競走などの面からあげる。
本年も馬齢重量よりも軽い重量(53K)で出走できる3歳馬(01ローエングリン)が出走するが、3歳馬が出走した昨年は天皇賞連対馬の裏表を入れ替えただけに終わった。しかし、58K加算歴、国際歴を持っている以上、当然だったかもしれない。 また、連対馬のうち1頭は必ず天皇賞連対馬がいるが、今年はジャングルポケットが回避したために、該当馬がいない。さらに、今年になってから58Kで賞金を加算した馬は03ダンツフレーム、05マチカネキンノホシ、07トウカイオーザ、10ミツアキサイレンスの4頭いるが、前走で加算した馬は03ダンツフレームしかいない。 一応、国際競走のため、国際競走加算歴を見ると、前走天皇賞以外は前走が国際競走で加算している。該当する馬は03ダンツフレーム、04エアシャカール、09ツルマルボーイの3頭。 結論として 本命になりそうで、いい印象をもたないが、03ダンツフレームから入る。昨年までの春季番組から、今年は夏季番組へ移行したこのレースがどうなるかはいまいち理解できていないが、来年から馬単、3連複が売られることもあり、今年までは同じようなシステムを使うのではないか? 相手には、前走金鯱賞で賞金を加算した04エアシャカール、09ツルマルボーイの2頭をあげたい。 万が一の押さえとして、エア-ツルマルの縦目を加えた3点でいいのではないだろうか。 結果 1着 ◎ 03ダンツフレーム 2着 ▲ 09ツルマルボーイ 3着 -- 01ローエングリン 配当 馬連 1060円 新馬券発売前なので古い制度で走った馬にも世間で言う「復活」を期待していたが(もちろんエアのこと)、やっぱり大昔のG1馬ではここは通用しなかったのだろう。58K加算馬対国際加算馬という宝塚の伝統を守ったレースであった。 |