●第63回 優駿牝馬(オークス)(GT)●
要素1 4回東京と開催回数は変わっているが、昨年と変更がなく行われる先行牝馬GTは桜花賞。その桜花賞は、500万下加算歴あり、TR優先権なし、2歳重賞連対ありの馬が連対。 さらには同枠馬もTR優先権を持たず。ただし、この条件をすべて満たす馬はいない。 また、本年のGTは、同条件で快走した馬が必ず1頭は来ていたが、今年は東京2400m経験馬がいないので対象外。 =参考資料= 桜花賞 1着 アローキャリー 阪神ジュベナイルF2着(阪神芝1600m) 皐月賞 2着 タイガーカフェ ホープフルS1着(中山芝2000m) NHKマイルC 1着 テレグノシス うぐいす賞1着(東京1600m) (前走以外で同条件快走歴あり) 今後のレースでは・・・・・・ 優駿牝馬 該当馬なし 東京優駿 前走、青葉賞以外では、東京2400m加算馬なし 要素2 国際化計画に基づき、来年からオークスは外国産馬に制限つきだが開放されることが決定している。オークスの前に行われた次年開放GTは、昨年の皐月賞。その1着馬アグネスタキオンは、同じように今年変更された弥生賞を勝ち、優先権を手にいれて、皐月賞へ駒を進めた。同じような馬を考えると、フローラS1着の18ニシノハナグルマが考えられる。 要素3 今年の3歳GT競走を見ると、TR優先権を使ったと考えられるのは、外国産馬に開放した皐月賞のみ。あとはことごとく、TR負けやTR外路線がきていることがわかる。NHKマイルCなどは、皐月賞TRのスプリングSの上位3頭の着順を変えただけ。 要素2と要素3が大矛盾を起こしているが、来年に変わることが決まっているのなら、要素2を重視してみたい。 要素4 平成10年以降の4年間は、必ず500万を勝っている馬で構成されている枠が連対枠の1つを占めている。今年の登録馬のうち、500万下を勝った馬は、05ブルーリッジリバー、06ユウキャラット、10スマイルトゥモロー、11オースミコスモ、15ビューティマリオンのわずか5頭。 しかも、そのうちの2頭が3枠に同居した。→はたして3枠鉄板か? 結論として そこで、非常に難解なレースであるが、今回は18ニシノハナグルマを中心に、この馬の単複と、枠で8枠から相手にはカク地TR以外から参戦する06ユウキャラットのいる3枠、3歳になってから加算がない01ブリガドーン、02タムロチェリーのそろった1枠を筆頭に、TR優先権のない枠(2枠と5枠)と桜花賞に最初から参戦しなかった馬へ流してみたい。 ただし、オッズによっては、3枠2頭の複勝にすべて切り替えることも考えている。 結果と再考 1着 △ 10スマイルトゥモロー 2着 △ 03チャペルコンサート 3着 ○ 06ユウキャラット ( ◎ 18ニシノハナグルマ 着外 ) タテ目だ…… 。ただ、桜花賞に優先権を持って出走した2頭が同居した2枠が連対枠ということに何か意味があるのだろうか?そして、今年は優先権を排除しているのだろうか? |