●第19回 マイルチャンピオンシップ(G1)●
14 メイショウラムセス 57 柴田善 12 アドマイヤコジーン 57 後藤
13 ミデオンビット 57 幸 16 ブレイクタイム 57 松永
10 トウカイポイント 57 蛯名 06 エイシンプレストン 57 福永
 
 買い目 ◎から枠連流し、単勝と○―▲の計7点

 まずは、ここまでの秋G1をまとめてみたい。
関東
スプリンターズS (代替新潟)
1着 ビリーヴ セントウルS  
2着 アドマイヤコジーン   安田記念

天皇賞秋 (代替中山)
1着 シンボリクリスエス 神戸新聞杯 青葉賞、東京優駿2着
2着 ナリタトップロード 京都大賞典 阪神大賞典、京都記念

関西
秋華賞
1着 ファインモーション ローズS 重賞出走なし
2着 サクラヴィクトリア ローズS2着  

菊花賞
1着 ヒシミラクル   重賞出走なし
2着 ファストタテヤマ   京都新聞杯

エリザベス女王杯
1着 ファインモーション 秋華賞、ローズS 重賞出走なし
2着 ダイヤモンドビコー 府中牝馬S、クイーンS2着 中山牝馬S、京都牝馬S

 この表だが、馬名の右は新馬券発売後、その右は発売前の重賞加算実績を表したものである。(ちなみに赤字は同距離戦。)先週も記載したが、関西地区は、ファインモーション、ヒシミラクルと新馬券発売後しか重賞を経験していない馬が1着馬になっている。

 登録馬にはウインブレイズがいたが、残念ながら福島記念へ回ってここへは来ない。
また、デビュー以来、連を外したことのないデュランダルは重賞出走の実績すらないので今回は馬場掃除になってしまうかもしれない。
 
 今回だが、菊花賞はTR3着枠を使ってきたという、本年の牡馬クラシックのルールにのっとったと見て外すと、新馬券発売後に重賞で賞金を加算した馬がいるということがわかり、さらには、同距離重賞加算歴のある馬が一頭もいなかった菊花賞、女王杯を除くと、同距離で勝った馬が1着馬となっている。

 出走馬で該当する馬は、ブレイクタイム、ミデオンビット、メイショウラムセスと3頭しかおらず、別定で勝っているのはメイショウラムセスのみ。そのため、ここを本命としたい。

 ミデオンビットも対象になるが、2着加算2回で、勝ちきれないことへの不満もあり単穴評価、ブレイクタイムはハンデ戦の京成杯AHのみなので押さえにそれぞれとどめたい。

 相手には、今年になってから突如復活し、マイル・スプリント路線のG1すべてに出走することになるアドマイヤコジーンをあげたい。今年限りでの引退が決まっているが、短距離路線のG1すべてに連対枠入りしてから引退するという構図は十分に考えられる。
 ところで、この騎手はいつになったら関東の馬で重賞を勝てるのだろうか?

 あと、過去のマイルCSを見ると、平成8年以降の6年間は、必ずその年のG2を勝った馬のいる枠が最低1つは連対しているので、唯一のG2馬トウカイポイント(中山記念1着)のいる枠に注意したい。

 なお、昨年2着馬エイシンプレストンだが、昨年秋以降の連対がすべて国際戦ということもあり、一応の押さえとしたい。

結果
1着 △ 10トウカイポイント   2着 △ 06エイシンプレストン 3着 -- 01リキアイタイカン   
( ◎ 14メイショウラムセス 5着 )

 ブラウザでアップしておきながら、今回は禁をやぶって当日どうしても気になったトウカイポイントの複勝(配当710円)は買いましたが、2着馬を見て愕然。馬連6頭ボックス15点買いなら的中(馬連15530円)ですが、最後の2つだけ、当たっても肝心の軸がこなければどうしようもありません。
 ただ、前年連対馬が揃って出走したときのことを、同日の福島記念ではなく、ここでしっかりと捕らえておけば、この組で買えたかもしれないし、距離実績に拘りすぎていたといわれたらそれまでです。

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