●第54回 農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)●
17 トーホウアスカ 54 四位 04 オースミハルカ 54 ペリエ
11 リリーキャスケード 54 小林淳 15 メイプルロード 54 芹沢
03 ワナ 54 柴田善 09 ブランピュール 54 本田
05 ピースオブワールド 54 福永 08 シーイズトウショウ 54 池添
 
 買い目 ◎から△までの枠連流しと、注の2頭の馬連 計6点

 いまいち流れをつかめないまま暮れの開催となってしまった。
 東京スポーツ杯2歳Sでコメントを入れたが、秋番組の2歳重賞は、重賞連対歴と500万加算歴のある枠ですべて決まっている。

 この流れを取り入れるならば、重賞連対歴7頭対500万勝ち5頭(うち1頭は重複)の争いになる。しかし、これをすべて買うと馬連34点というとんでもない点数となってしまうので、もう一度これを見直したい。

 阪神ジュベナイルフィリーズと舌を噛みそうな名前に昨年変更されたが、その昨年は牝馬限定戦で賞金を加算したことのない枠が連対した。
 また、1着枠には夏番組(小倉、新潟、北海道)でのOPクラスでの賞金加算実績があった。今回当てはまる馬は、ソルティビッド、トーホウアスカ、ブランピュール、メイプルロード、ワナの5頭で、いずれも牝馬限定戦の加算歴はない。
 その中では、最速デビューとなったトーホウアスカを軸としたいが、5頭とも夏季番組のみの加算となっているので、もしこの中で同じ枠に入る馬がいたら、そこを軸としたい。
 また、500万下勝ちあがり組については、牝馬限定戦加算が気になるが、オースミハルカ、あと、昨年2着のアローキャリーのような戦歴(初戦、初勝利は公営在籍)を持つリリーキャスケードを考えたい。

 最後に単勝1倍台の大本命となるであろうピースオブワールド、2番人気となりそうな良血馬アドマイヤグルーヴについてはここまで触れなかったが、秋デビューという点が気になるので評価を下げた。2歳牝馬チャンピオン決定戦という番組性質上、ここが夏から秋にかけての実績を問う場とも考えられる。そのため、まともに走ったら楽勝するくらいの能力がありそうで、すでに重賞勝ちをしたピースオブワールドは押さえ、将来、重賞の1つや2つは勝てそうなアドマイヤグルーヴはキャリア1戦が気になることもあり、無印とする。
 ただし、ファンタジーSの連対馬をそのまま持ちこむことも考えられるので、ピースオブワールドとシーイズトウショウの組み合わせだけは元返し程度に買うことにする。


結果
1着 注 05ピースオブワールド 2着 -- 13ヤマカツリリー 3着 △ 09ブランピュール
( ◎ 17トーホウアスカ 16着)
 
 無印としていたので、出走してコケることを期待したアドマイヤグルーヴが除外。この時点で買う気は半減。◎トーホウアスカは好スタートから飛ばして突かれて自滅。もう少し考えて乗って欲しいものだと展開論者ならいうだろう。平場戦ならヤジの1つくらい言っていたかもしれない。ピースオブワールドはまともに走り、楽勝してしまいました。次年からの馬齢重量戦への復帰は今年最終戦を意味し、祝日TRファンタジーSを生かしても全く不思議ではなく、さらに去年のタムロチェリーのようなローテーションを組んでいることもあり、気にしていた△メイプルロードへの馬連は思ったよりもついていたため当日買ったけど、ヤマカツリリーは全く読めず。

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