●第27回 エリザベス女王杯(G1)●
12 ファインモーション 54 武豊 13 トーワトレジャー 56 田中勝
01 レディパステル 56 蛯名 06 ローズバド 56 後藤
05 ダイヤモンドビコー 56 ペリエ 11 タムロチェリー の同枠馬

買い目 ◎から枠連流し
 
 登録馬が14頭と寂しく、また、能力的にもファインモーションが2枚程度上だろうが、一応の検討をしたい。

 過去のこのレースを振り返ると、最強牝馬決定戦というだけあり、男勝りの牝馬であることが条件となっているようだ。

 過去6年の資料を見ると、過去1年以内に牡馬混合の重賞で連対したことのある馬のいる枠が最低1つは連対している。
 ちなみに一昨年はダービー卿CTを勝ったフサイチエアデールが2着、3頭しか該当馬がいなかった昨年も、ドバイワールドC2着のトゥザヴィクトリーが1着となっている。

 今年を見ると、札幌記念1着のキャリアを持ち、出てきたらおそらく楽勝(?)だったはずのテイエムオーシャンは天皇賞路線に行き、該当する馬はハンデ戦新潟記念1着馬のトーワトレジャーしかいない。
 ハンデ重賞1着のみでは、国際競走に変更された3年前の2着同枠エリモエクセルしか該当例がなく、あとの馬はことごとく馬群に沈んでいる。
 そのため、枠順が発表されていないのでなんともいえないが、トーワトレジャーを連軸とするにはやや不安があるので同枠馬注目の対抗馬としたい。

 今回は◎をファインモーションにした。というのは、馬単と3連複が発売されてからの関西のG1では、新馬券発売後しか重賞を経験していない馬が1着馬になっているからだ。
 登録馬では、ファインモーションと重賞に出るどころか、1000万を勝ち上がれず、どう見てもオリンピック精神のビルアンドクーしかいない。
 この2頭ならファインモーションをとらざるを得ないだろう。

 頭がえらく人気になりそうなので、相手を絞り込むことになるが、過去6年、このレースの連対枠には前年出走歴、今年負担重量での連対歴が求められている。

 前年出走馬はレディパステル、ローズバドの2頭のみ、負担重量で連対したことがある馬は、ダイヤモンドビコー、タムロチェリー、ファインモーション、ユウキャラットしかいない。
 これらの馬がどんな枠(何と同じ枠を組むかという意味)かで買い目の強弱をつけたいが、最初にあげたトーワトレジャーを2番手、その後はG1連対歴のあるレディパステル、ローズバド、最後に牝馬相手では大威張りのダイヤモンドビコー、穴狙いでタムロチェリーの同枠馬を考えている。


結果
1着 ◎ 12ファインモーション 2着 △ 05ダイヤモンドビコー 3着 △ 01レディパステル
枠連 4−8   350円
馬連 5−12  360円
馬単 12−5  410円
3連複 01-05-12  650円

 ファインモーションが勝ったというよりも、トーワトレジャーの枠が来ることで、新馬券発売後もエリザベスの伝統である「牡馬混合重賞賞金加算枠」実績を求めるということに変化がないことが収穫。安い配当でもきっちりと取ることも大切です。
 大穴狙いでタムロチェリーの同枠馬を上げ、チャペルコンサートが入ったことに期待したが、結局は馬場を一周しただけで終わってしまった。3歳馬同士での決着はやはりなかったようです。

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