●第47回 有馬記念(G1)● 
12 ファインモーション 53 武豊 03 ヒシミラクル 55 角田
01 シンボリクリスエス 55 ペリエ 04 エアシャカール 57 横山典

 買い目は、◎の単と馬連流し
        ただし、◎の単勝は4歳以上のG1馬4頭と同枠の場合のみ。

 昨年から馬齢重量から定量戦に変更されたが、その昨年はウイニングチケットの勝ったダービー以来の皇室を慶祝するサブタイトルが入った。また、今秋の関東G1は朝日杯FS以外は何らかの変更を行ったが、今までのレースは来年変更があることに対し、このレースは来年以降もこのままで残る。

 となると、大荒れの昨年と違う結果が出てもおかしくはない。

 ここでマイルCSのとき以来、再度登場するが、今秋の古馬G1を振り返ってみたい。

 スプリンターズS 代替新潟
   馬名(太字 G1馬)   新馬券賞金加算 前回賞金加算
 1着枠  ビリーヴ セントウル セントウルS
 2着枠  アドマイヤコジーン   未経験 安田記念
 リキアイタイカン   未経験 CBC賞
 天皇賞秋 代替中山
 1着枠  シンボリクリスエス 3歳 神戸新聞 神戸新聞
 ツルマルボーイ   京都大賞A 京都大賞A
 2着枠  ナリタトップロード   京都大賞 京都大賞
 アグネスフライト   未経験 (1年上 休)
 エリザベス女王杯
 1着枠  ファインモーション 3牝 秋華賞、ローズS 秋華賞
 トーワトレジャー 新潟記念 新潟記念
 2着枠  ダイヤモンドビコー 府中牝馬、クイSA 府中牝馬
 ブルーエンプレス 未経験 (前1年なし)
 マイルCS
 1着枠  トウカイポイント セン 札幌記念A 札幌記念A
 テンザンセイザ   なし 京阪杯
 2着枠  エイシンプレストン   毎日王冠A 毎日王冠A
前年2着
 ディヴァインライト   なし マイラーズCA
 ジャパンCダート 代替中山D1800m
 1着枠  イーグルカフェ   七夕賞 七夕賞
 ダブルハピネス   武蔵野S 武蔵野S
 2着枠  リージェントブラフ   未経験 (公営 川崎記念)
前年出走
 トーホウエンペラー 公営水沢 未経験 (公営 南部杯)
 ジャパンC 代替中山2200m
 1着枠  ファルブラヴ 外国 未経験 (外国)
 インディジェナス 外国 セン 未経験 (外国)
前年3着同枠
 2着枠  サラファン 外国 セン 未経験 (外国)
 シンボリクリスエス 3歳 天皇賞、神戸新聞 天皇賞秋

 新馬券未経験馬はマイルCS同様、今回の登録18頭中にはいない。ただし、加算歴のない2頭も新馬券後のG1には出走していた。ここでの完全なハズレはアクティブバイオ、フサイチランハート。また、後半で多く見られる2年連続での出走馬はアメリカンボス(昨年2着)、ナリタトップロード(昨年1着同枠)のみ。

 ローテーションで気になる馬はヒシミラクル、ファインモーションの両3歳馬で、この2頭は、新馬券発売後しか重賞に出走していない。また、3歳牝馬の出走は昨年のテイエムオーシャン(6着)がいるが、秋華賞、エリザベスと昨年のテイエムの通った道を、ファインは回収(1着)してここへ来る。
 昨年のテイエムはこの後8ヶ月の休養に入った。このローテーションを繰り返すのならば、ここもファインモーションがこれまでのレースぶり同様、あっさりと勝ってしまうのでは?、という考えも十分に成立する。

 ヒシミラクルに関しては、前年のマンハッタンカフェと比べると。秋1000万特別1着が余分だが、セントライト4着から菊花賞1着 つまりTR負け、本番1着の戦歴と重複する面もあり買いたい。しかし、今年の有馬記念がサブタイトルの有無があり、昨年と同じことを今年も繰り返すかといわれると難しい。ただし一応の押さえにはしたい。

 あとは、今年の秋を全部回収するかもしれない(来年秋に海外へ行ってしまえば全て終わりか?)シンボリクリスエス、古馬からは秋G1出走あり、新馬券加算なしのエアシャカールを加える。

 この中での順位付けだが、最優秀3歳牝馬のタイトルは確定しているが、勝てば年度代表馬も視野に入るファインモーションから買う。ただし、3歳(2000年までは4歳と表記)牝馬が連対枠に入る場合は、違う年齢のG1馬(今年はエアシャカール、ジャングルポケット、テイエムオーシャン、ナリタトップロード)と同居しているので、単勝馬券は同枠馬が何かを見てから購入を決めたい。


結果
1着 ▲ 01シンボリクリスエス 2着 -- 08タップダンスシチー 3着 -- 02コイントス
( ◎ 12ファインモーション 5着)

 発表された枠順を見て、あまりにもきれいに揃い過ぎていることが気にかかった。G1馬の枠(1、3、4、6、7)とそうでない枠とにはっきりと分けられ、その中で、ファインモーションとナリタトップロードとが同居した時点で7枠の頭は堅い(ファインは連対する)と思い込んでしまったことが敗因の1つ。

 また、当初予定(番組上の設定)から6R(グッドラックハンデ)と7R(ホープフルS)を入れ替えていたことがあったが、これがどのような影響を及ぼすかは8枠(「東京」AJCC1着のフサイチランハート、馬連未発売の日経賞1着アクティブバイオ)を入れるかどうか迷っただけで、タップダンスシチーや前年2着のアメリカンボスまでは検討できなかった。代替中山の天皇賞やJCを疑うと同時に、同じ代替中山のアルゼンチン共和国杯1着同枠馬のタップダンスシチーまで本来は疑わなければいけないのだが、そこまでできなかった時点で負けだったのかもしれない。
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