☆ビタミンA・D・E

*発ガンに対し抑制的に働くビタミン

◎ビタミンA(レチノール)
動物の成長に不可欠、不足すると病気に感染しやすくなる
*ビタミンA不足が胃ガンなどの「上皮性ガン」を招く
胃ガンを含めガンの90%は上皮性ガン(消化器ガン・肺ガン・食道ガン・乳ガンなど)

<働き>
発ガン予防(上皮細胞の機能維持)・感染予防(免疫機能を正常に保つ)
アレルギー対策(免疫のハードルを上げる)。粘膜、軟骨の形成
視角、聴覚、味覚の維持・生殖機能保持

<欠乏症状>
上皮性ガン・皮膚角質化・感染症に対する抵抗性低下・関節痛・尿路結石・夜盲症
視力、聴力、味覚異常・性機能退行・不妊
*皮膚疾患において特にビタミンAが必要です。

◎ビタミンD(カルシフェロール)
カルシウム代謝に関するビタミン
<働き>
Caの吸収とCaの骨・歯への沈着、石灰化促進・細胞分化調節
<欠乏症>
くる病(小児)・骨軟化症(成人)・骨粗鬆症(老人)
*骨髄性白血病細胞の増殖を抑制する

◎ビタミンE(トコフェロール)
<働き>
抗老化・抗ガン(抗酸化作用)・血液循環を正常に保つ・解毒・抗血栓作用
ステロイドホルモンの合成・女性ホルモンの正常化・腰痛、肩こり

<欠乏症状>
ガン・神経機能低下・筋無力症・成人病の亢進・血栓症・動脈硬化
高脂血症・感染症・公害に弱い・不妊・流産


お勧めする理由・・・from D&Cmama】
室内飼いのワンちゃんたちは、日光浴不足の傾向があります。
太陽の下で思う存分運動できる子は骨格もしっかりできますので、骨の疾患や
怪我なども少ないものです。
カルシウムを吸収するためにはビタミンDが必要です。
人間も犬もこのビタミンDを日光に当たることで作り出しています。
ビタミンEは血液の流れを良くし、老化防止に効果的なビタミンです。
病気予防にも効果が高く、人間用のサプリメントとしても定着しています。
そして、ビタミンAは粘膜を保護する働きがあります。
これらは動物の成長には不可欠なビタミンで、不足すると重篤な病気に
かかりやすくなったり、ガンなどを発症するケースが多くなるからです。