2002年6月1日 新潟 「ときめき駅」へ
99年に新潟交通電車線が廃止になり、気になっていた「ときめき駅」に行くことにした。
この日は、「関部の部屋」のOFF会があり、計画当初は新潟から只見線に乗ろうかと思っていたが、
2時半までに東京に戻る計画にした。
当日、4時頃に起きて出発準備をした。
前夜2時頃まで起きてたのでかなり眠い・・・が、新幹線の中で寝ればいい。
OFF会にそのまま行くのでその荷物も持っていくことにした。
5時05分発の電車で東京駅に行った。
東京駅の「みどりの窓口」には、すでに行列ができていた・・・。
窓口の上にある「空席案内」では6時40分の『あさひ303号』は満席だった。
今回使用する切符は『土・日フリーきっぷスペシャル』だ。
学生なら4000円、大人でも16000円なので、新潟まで往復すれば元が取れる。
指定席も使えるが、満席ではしょうがないので自由席で行くことにする・・・。
新幹線は久しぶりだった・・・
特に「宇都宮」と、「高崎」より新潟よりは乗った事が無い。
20番線に行くと『あさま』がいた・・・こちらも97年の開業の時に乗ったっきりだ。
『あさま』が出て行った後、しばらくして『あさひ』が入ってきた・・・。
色は『あさま』とよく似ている・・・違うのは細い「赤帯」が「緑」に変ったぐらいか・・・。
開業当時から走っている『200系』電車だった。
リニューアルされた車両はこの色に変更されている。
原形よりも丸っこくなっていて、なかなか良いと思うのは自分だけだろうか・・・?
車内に入り、空いてる席を探す・・・もちろん2人掛けの方だ。
荷物を置こうと思ったら、OFF会の荷物もあるせいか置ききれない・・・(汗
仕方が無いので、OFF会の荷物だけ網棚に載せることにする。
もう少し、旅行者など大荷物の客の事も考えた構造にして欲しいと思う。
相変わらず、揺れも無く静かに東京駅を出発した。
さて、これで安心して弁当を食べることができる。
朝限定その名も「朝幕」、軽めのご飯・焼鮭・煮物・玉子焼きなど・・・
量が少ないが、旅館で出てくる朝食を再現したようなお弁当だった。
大宮を出た頃、車内は満席になり立客もでてきた。(外国人も多い・・・ナゼ?)
大宮から並走する『埼玉新都市交通』の電車を余裕で追い抜いていく。
ここからが新幹線の本領発揮、240km/hの超高速の世界だ!
今でこそ山陽新幹線で500系による、300km/h運転が行われているが、
在来線での旅行が多い自分には240km/hでも速さに驚くには十分だった。
途中、浦佐を通過して新潟に時間通りに到着した。
新潟駅に降りたら、同じ列車に乗っていた外国人などが記念写真を撮っている。
みんな緑の服を着て、横断幕や大きな帽子のような物を持っている・・・。
どうやら今日、新潟でワールドカップの試合があるようだ。(知らなかったのは自分だけ?)
万代口から駅の外に出て、『ときめき』方面に行くバスを探す。
駅の左の方に大型のバス路線図と時刻検索用のコンピューターが置いてあった。
検索してみると、バスは『万代シティバスターミナル』からになっていた。
発射時刻は9時30分、30分弱の時間があるので余裕だと思い、
万代シティバスターミナル近くのマクドナルドでマフィンを購入。
それから乗り場を探したが、『ときめき経由』の表示が無い・・・。
少し離れた所にあるのかと思い探してみるがどこにも無い〜 (@_@)
時間も、あと5分位になっている・・・ちょうどデパートの警備員がいたので聞いてみると、
今いる場所から向かって左側の道路沿いにある、との説明。
御礼をして言われた場所に走っていくと、発車2分前・・・バスがいた!
駆込み乗車だが、なんとか乗れた。
初めて乗る路線、景色を見ながら・・・と思ったら市街地を出れば田んぼだけ・・・(^^;)
バスターミナルから25分位、『ときめき』バス停に到着。
バス停より少し先まで歩くと、廃止になった『ときめき駅』と『新潟交通電車線』があった。
ときめき駅跡(左) 線路跡(右)
帰りのバスの時間を調べたら、30分も居られない事が分かったので、急いで写真を撮る。
駅のホームや、寺地方の線路の架線なども残っていたが、駅手前の踏み切りと焼鮒方の
線路は撤去され、駅のホーム近くに積まれていた。
ときメモファンの「聖地」とされた駅だけに、駅の屋根のある部分にある白い板にここに来た
記念の落書きが残っていた。
その中に、廃線後に書かれた物もあり、ファンとしても少しうれしい。
駅の上で記念写真も取り終え、そろそろ帰りのバスの時間になった。
しかし、このまま戻ると新幹線の時間までかなりある。
そこで急遽、東関屋駅の跡にも行ってみる事にした。
バスに乗り、関屋大橋の近くでバスを降りると、道路の隣には線路跡があった。
すでに、線路ははがされていて歩道にするのか工事も行われていた。
東関屋駅はコンビニが入っている所為か、建物も線路も大体の物が残っていた。
当時走っていた電車達も、雨ざらしではあったが残っているが保存する予定でもあるのだろうか?
駅施設や残っていた電車達を記念に撮っておく。
東関屋から、JRの関屋駅まで徒歩で移動する。
道に迷いそうな気がしたが、なんとか駅まで行く事が出来た。
関屋からは越後線に乗り、新潟駅まで戻る・・・と言っても途中は「白山駅」だけだ。
ちょうど、ホームに着いた頃に電車がやってきた。
電車は115系、遠くは下関まで見られる電車だが、地方カラーが多くバリエーションに富む。
新潟に戻り、新幹線の発車を待つが、ただ待ってるだけも面白くない。
OFF会に持っていく手土産とお弁当を買う。
ここで『SACCER弁当』という、あからさまに「便乗だろ!」と言いたくなるようなお弁当を購入。
あとは外国人サポーターを写真に撮りながら時間をつぶす。
帰りの列車は『あさひ316号』、これは指定券が取れた、3人掛けの窓側だ。
ホームに上がったらおなじみのクリーム色に緑の帯の新幹線が待っていた。
この電車に乗り、指定された席に座ってお弁当を開ける。
サッカーボールを模した入れ物に、揚げ物・ソーセージ・玉子焼き・かにカマが入っていて、
その下にご飯が入っていた。
お弁当を食べたら眠くなってきた・・・やはり、寝不足が効いてるようだ・・・。
気付いた頃にはすでに熊谷を通過していて、しばらくすると東北新幹線の線路が近づいてきた。
大宮を出れば16分で東京だ・・・。
東京に14時08分に到着した。
このあと東海道を下り、『関部の部屋』OFF会に参加してこの旅を終えた・・・。
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