<能書き>
10000回考えても1着馬はシーザリオにしか辿り着かない。
--------------------------------------------------------------------------
桜花賞=12.2-10.4-11.2-12.3-11.9-12.0-11.5-12.0
NHKマイルCの予想時に述べた通り、上位3頭が抜けている。中でも、リズムを崩しながら考えられない脚でアタマ差まで迫ったシーザリオはラインクラフトより上の評価をされて当然の内容。 3歳牝馬トップ3のうちラインクラフト、デアリングハートの2頭が不在ということで、焦点は2着争いということになる。
以下、これまでのトライアル等の考察。()内は桜花賞の着順を示す。
--------------------------------------------------------------------------
チューリップ賞=12.8-11.1-11.6-12.3-12.1-12.0-11.6-11.8
例年通りのスローペース。好位から抜け出したエイシンテンダー(6)の完勝。鋭く追い込んだアドマイヤメガミ(9)が2着も、勝ち馬には完敗であり、春シーズンは上に来ることは無い。ダンツクインビー(5)も然りだったが、エイシンテンダー@幸四郎の意味不明の競馬で桜花賞は先着してしまった。ここで惨敗したディアデラノビア(−)は、引っ掛かった+エリモファイナル(8)のパワープレイの二重苦があり度外視で良い。
チューリップ賞組では、エイシンテンダー、ディアデラノビアの2頭が2着候補。
--------------------------------------------------------------------------
フィリーズレビュー=12.1-11.0-11.3-11.7-11.5-11.3-12.3
レースセンスの良さを見せ付けた良血馬エアメサイア(4)が3着、連闘が堪えたディアデラノビア(−)が差の無い4着、距離不足ながらハイペースを前々で粘ったジェダイト(−)が5着。
フィリーズレビューでは、上記の3頭が2着候補。特にジェダイトは面白い。
--------------------------------------------------------------------------
忘れな草賞=12.8-11.7-12.7-12.5-12.8-12.5-12.1-11.8-11.5-11.6
凡戦。評価する価値なし。ジェダイト(−)が勝つべくして勝ったレース。
--------------------------------------------------------------------------
フローラS=12.9-12.1-11.4-12.1-12.9-12.7-13.0-11.7-11.3-11.7
ディアデラノビア(−)の斬れ味だけが目立ったレース。2着のレースパイロット(−)は斬れる脚がなく、加えて底力も際立っておらず名前先行の人気過剰馬。一歩間違えれば5着のパーフェクトマッチ(−)は2着だったが、勝ち馬には一生先着できまい。
--------------------------------------------------------------------------
クイーンC=12.8-11.5-11.8-12.1-12.7-12.3-12.2-12.7
スイートピーS=13.0-11.1-11.6-11.8-12.0-12.1-11.5-11.9-12.0
上記2レースを勝ったライラプス(12)のパワーは相当なもの。底力もそこそこのレベルと言えるが、斬れ味不足。スローが予想されるオークスでは斬れ味が必要で、求められる性質が違う。早めのペースで逃げると面白いが、スイートピーSに味を占めてそんなことはしないと思われる。
--------------------------------------------------------------------------
以上より2着検討の物差しはディアデラノビアであることは明白。さて印。
◎:Cシーザリオ
〇:Hディアデラノビア
▲:Dエアメサイア
△:Qジェダイト
×:Jエイシンテンダー
本命はシーザリオ。桜花賞は惜しい競馬だった。強いの一言。頭は堅い。
対抗は2着検討の物差しとなったディアデラノビア。ペースに無関係に鋭い末脚を発揮できるのは強み。スローペースと思われるオークスでは、フローラS、白梅賞で披露した強烈な脚がシーザリオを驚かせる武器となる。鞍上が武豊だったなら、迷わず1点勝負できたのに。
3番手は桜花賞で本命にしたエアメサイア。お母ちゃんのエアデジャヴーは、オークス2着。母仔でオークス2着を期待したいが、ディアデラノビアに先着するには余程巧く立ち回るしかない。「巧く立ち回れるレースセンス有り」+「世界一のサンデー使い:天才武豊騎乗」ということでディアデラノビアを逆転する可能性は低くない。桜花賞での投資を返しておくれ。
4番手はジェダイト。早めのペースで逃げれば去年のダイワエルシエーロの再現とまではいかないまでも、エアメサイア、ディアデラノビアの末脚は抑えられなくも無い。
5番手はエイシンテンダー。桜花賞ではまずまずの末脚を披露したが、ここは先行しないと勝負にならない。距離は長いが、ディアデラノビア、エアメサイアが差し損ねると2〜3着は有り得る(先行することが条件)。本質はスプリンター臭い。
<買い目>
[ 馬単 ] C→H 1,800円
[ 馬単 ] C→D 1,000円
[ 馬単 ] C→Q 500円
[ 馬単 ] H→C 500円
[ 3連複 ] CDH 1,200円
[ 3連複 ] CHQ 1,000円
[ 3連複 ] C−(DHJQ) 200円×6
[ 3連単 ] C→H→Q 400円
[ 3連単 ] C→Q→H 200円
[ 3連単 ] H→C→Q 200円
<結果>
晴・良 |
着 |
印 |
馬名 |
性年 |
斤量 |
騎手 |
着差 |
人気 |
父 |
1 |
◎ |
Cシーザリオ |
牝3 |
55 |
福永 |
2.28.8 |
1 |
スペシャルウィーク |
2 |
▲ |
Dエアメサイア |
牝3 |
55 |
武豊 |
クビ |
2 |
サンデーサイレンス |
3 |
〇 |
Hディアデラノビア |
牝3 |
55 |
デザーモ |
クビ |
3 |
サンデーサイレンス |
4 |
× |
Jエイシンテンダー |
牝3 |
55 |
武幸 |
1/2 |
5 |
エイシンサンディ |
5 |
・・ |
Aブリトン |
牝3 |
55 |
田中勝 |
1-3/4 |
12 |
サクラローレル |
ラップ:12.6-11.3-13.2-13.1-12.9-13.4-13.1-12.6-12.2-11.5-10.9-12.0 |
馬連 630円 馬単 820円 3連複 1,280円 |
的中!
結局、ポイントは武豊だったんだよ。ディアデラノビアに騎乗してくれていたら、結果は大きく違ってたと思うけど、どんなもんかなぁ。
予想としてはほぼ完璧だが、大きな利益を得られないのが馬券構築力の低さを物語っている。
1着シーザリオ。どんな競馬でもできちゃうのね。ディアデラノビアの後ろから差して来られるとは思わなんだ。やっぱり強い。
2着エアメサイア。予想に書いた通り。余程巧く立ち回った。武豊とセットでセンスの塊か。総合力はあるけれども、突出した武器が無いのは否めない。お母ちゃん同様、GTには縁遠いか?トゥザヴィクトリーをGT勝ちさせた男が跨っているだけに、少しの期待はあるけどね。
3着ディアデラノビア。2着馬とはサンデー使いの差が出た。それでも乗り難しい馬を乗りこなせたのはデザーモだからか。シーザリオと一緒に突き抜けて欲しかったのが本音。
4着エイシンテンダー@幸四郎。幸四郎だよ。巧く乗った。
5着ブリトン?まさかジェダイト(6着)がこんなやつに負けるとは。藤田は乗れてないね。
今年初のGT勝利。ホッとした。
|