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シーボルトの珈琲のすすめ

史実があるのは江戸時代になってからで、出島のオランダ屋敷に招かれた蘭学者たちが珈琲を賞味したいという話が伝わっています。記録としては1797年 ( 寛政9年 ) の長崎寄合町諸事書上控の中の長崎丸山の遊女が貰ったもののひとつとして ( コヲヒ豆一箱 )。チョクラートという文書が最初です。
また、より信頼できる文献としては、1782年 ( 天明2年 ) に蘭学者 志筑忠雄が訳した ( 万国官窺 ) という本でこのなかに阿蘭陀の常に服するコッヒーと伝ふものは形豆の如くなれどもじつは木の実なりと書かれています。
天明3年の ( 紅毛本草 ) にも珈琲が万病に効く薬だという意味のことが記されて名を見せています。また江戸末期に出島のオランダ商館に医者としてやってきたドイツ人のシーボルトは ( 日本人があまり珈琲を飲まないのはすすめ方が悪いからだ。珈琲が身体によい事をよく説明すればもっと飲むようになるだろう ) と言っています。

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