ニホンジカ(冬毛)
晩秋から冬にかけて、夏特有の鹿の子文様が消え、全体的に濃い褐色で毛足の長い冬毛に生え変わる。また、オスのツノはこの時期に骨化が完了し、袋ヅノを覆っていた皮膚が剥がれて完成したツノが露出する。このツノは専らオス同士でメスを取り合う際に武器として用いられる。春先になると毛は再び夏毛に生え変わり、オスのツノは剥落してしまう。